本日のBGM
(1分25秒)
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高校３年生の夏休み前。
既に遅刻している中、テスト結果を受け取る為に
寝ぼけながらも急いでNS-1で学校に向かっていた。
下り坂で左へ曲がり、その後下りながらの右カーブ。
なんて事はない普通の道を、寝ぼけていたのか何なのか、
オーバースピードで突っ込んで、曲がりきれず、
ガードレールに横から突っ込んでしまった。
ああいう時、スローモーションになるっていうけど、
そんなことは全くなく、ガードレールが目の前に来て、
気がついたら地面に転がっていた。
そして、本能的に車道から歩道まで這って行き、
だれかが「警察と救急車だ！」と言ったとたんに、
反射的に「警察は連絡しないで！」と叫んでいた。
実は校則でバイクは禁止されていて、学校のそばまで
バイクでいって、空き地にバイクを停めていたのでした。
※ちなみに警察のヒトは学校には知らせずにいてくれて、
すぐ夏休みだったのでどうにかごまかすことができた。
とはいえなんだか動けないので、
「事故ったのか。。。」と思うとともに、ショックで
貧血を起こし、もうなる様にしかならないと思い、
地面に転がっていた。
人生初の救急車がこの時。
色々と縫ったりはしたが、幸いにも骨に異常もなく、
全身打撲と外傷のみ。
次の日、痛む足を引きずって、友達に手伝ってもらい、
バイクを現場へ引き取りに行く。
フロントフォークがくの字に曲がって、
エンジンにタイヤがぶち当たっている。
「こりゃ駄目だ」
と、その場にいた全員が思った。
そして、長いようで短いNS-1との生活はあっさり終わる。
そして懲りずに数ヶ月後、NS400Rにまたがる阿呆がいた。
次回はいよいよ登場、NS400R。
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