かぎ針と輪針2本でイス脚カバー

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床に傷をつけないように、椅子の脚に履かせる靴下(の、ようなもの)。
市販品も多種多様に取り揃っておりますが…

小さいから、作る手間も時間も少なく済みます。
やってみよー。

まずは、かぎ針編みで
平べったい円の形をつくるには
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ぐるぐるっと巻いた
糸の輪っかに、
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編み目をつけていき、
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ぎゅーっと絞る。

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この状態を基に、

編み目を増やしながら1周編むと
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円が大きくなりました。

1周編んだだけですが、大きさはもう充分なので
かぎ針はここまで。

こんどはこの円盤の
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外周の編み目を、輪針に取っていきます。

輪針というのは、
いわゆる「編み物」で思い浮かぶあの2本の編み棒を
縄跳びみたいにコードで結びつけたもの。
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輪針を2本使うので、いわゆる普通の編み棒で言えば4本。

こんな編み方をすると…
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最初にかぎ針で作った円盤を、底として
小さな筒状のものができるというわけです。

…もちろんこんな方法を自分で考えついたわけはなく

コチラ↑の本、
『輪針でニット 林ことみ 著』に載っている、
編み込みペットボトルホルダーの作り方を
…参考に、というかミニサイズで作れば椅子脚カバーになるなと思いまして…

というわけで同じように同じものを
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あと3コ、作りまして。

椅子の脚にすっぽり。
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すっぽり。
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じゃじゃん!完成ー!
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ちなみに編み終わりは
毛糸を長めに残して切って、
その糸を
編み目全部に通してから
編み棒を外し、
椅子の脚に履かせてから
その糸をきゅーっと引っ張って
椅子の脚に合わせて履き口を絞り、
余りは適当にチョウチョ結び。

リリアンの最後と同様の始末で済ませました。
楽で簡単な始末だけど、ズレたり脱げたりもなし!

さらにちなみにですが
カバーを履かせた椅子は、鎌倉の古道具・骨董屋さん『R』で購入したモノ。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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