この製品はリニューアルしました!Rev.2をご利用ください→ https://necobit.com/denshi/mp8-rev2/
MP-8 MIDI to PWM 8port とは…
音楽を作るときに使うMIDIという規格を利用して
色々な機械(スイッチのON/OFF、ロボットの動き、自動制御の舞台装置や照明など)を
コントロールできるMIDIメカニカルシステム(MIDI Mechanical System)の
一部で、
MIDIデータを8ch分のラジコンサーボなどで使われるPWM信号に
変換するモジュールです。
基板上の半固定抵抗で全体のPWM最小値と最大値を調整、(起動時固定)
MIDIによる命令で8つのサーボのスピード、動作範囲をバラバラに設定できます。(動作時変更可能)
受信MIDI ch、利用するコントロールナンバーの範囲をDIPスイッチで設定できるので、
複数のモジュールで別の設定をすることにより多数のポートの制御が可能です。
製品内容物
-
- MP-8モジュール 1枚
- ピンヘッダ2ピン 1個
- ピンヘッダ8ピン 3個
- 電源接続用ターミナルブロック 2個
ターミナルブロックはロットによって
外見などが変わる場合があります。
※ご注意1※
この商品は、ご自身でのはんだ付けが必要です。
同梱のコネクタはピンヘッダですが、
ケーブルにオスのコネクタを使用したい場合は
2.54mmピッチのピンソケットでもご利用いただけます。
※ご注意2※
別途5V,0.3A以上の制御用外部電源と、
使用するサーボに応じた電源が必要です。
サーボ信号は電源の影響を受けやすいので、
制御用の電源は、なるべく安定している電源を推奨します。
…お詫び…
基板上のシルクプリントに間違いがあったため、
初期ロットの商品につきましては、修正部分を上から塗装してあります。
接続図
5V、GNDはMIDI THRUBOX Mini(他のMIDI入力回路を利用する場合その回路)と
共通の電源を使用してください。
GNDをサーボ用電源と制御用電源で共通にしてください。
P1のMIDIピンにはMIDI THRUBOX Miniを利用する場合は
そのOUTを、他のMIDI入力回路を利用する場合は
MIDI5ピンの信号を接続してください。
一般的な3ピンのサーボコネクタがそのままさせますが、
違う電圧で動く複数のサーボを接続したい場合や、
大きな電力が必要なサーボを接続する場合は
サーボ側のコネクタをシグナルと電源側の2つで
別々に配線しなおして、シグナルのみをMP-8に接続し、
電源は別に供給するよう配線してください。
その際もGNDはMP-8と共通にします。
DIPスイッチ設定方法
スイッチを設定した後は必ずリセットスイッチを押すか、
電源の再投入を行ってください。
行わなかった場合、設定は反映されません。
1番スイッチ
使用しません。
2-5番スイッチ
受信するMIDIチャンネルを設定します。
0=OFF,1=ONとして読んでください。
0000 = 1ch
1000 = 2ch
0100 = 3ch
1100 = 4ch
0010 = 5ch
1010 = 6ch
0110 = 7ch
1110 = 8ch
00001 = 9ch
1001 = 10ch
0101 = 11ch
1101 = 12ch
0011 = 13ch
1011 = 14ch
0111 = 15ch
1111 = 16ch
6-8番スイッチ
反応するCCデータを設定します。
000 0-15に反応
001 16-31に反応
010 32-47に反応
011 48-63に反応
100 64-79に反応
101 80-95に反応
110 96-111に反応
112-119は設定できません。
DIP半固定抵抗の設定方法
変更した後は必ずリセットスイッチを押すか、
電源の再投入を行ってください。
行わなかった場合、設定は反映されません。
RV1、RV2二つの半固定抵抗で
サーボに送信するPWM信号の時間を調整できます。
これは8つのサーボで共通の設定になります。
RV1 PWM信号の最小値を設定します。
センターが544μsecで左に全部回すと-256μsec、
右に回すと最大で+254μsecオフセットの設定になります。
RV2 PWM信号の最大値を設定します。
センターが2325μsecで左に全部回すと-256μsec、
右に回すと最大で+254μsecオフセットの設定になります。
使い方
DIPスイッチで設定したMIDIチャンネルに
設定した値のCCを受信すると
番号の若い順に1-8の出力に分けて
接続されたサーボを制御します。
CC40-CC47
Out1-Out8に対応した
各サーボのL側の動作リミットを設定できます。
180度の範囲で設定できるサーボでの例
CC 0から127
が
サーボの角度 0度から180度
に対応しています。
CC56-CC63
L側と同様に各サーボのH側の動作リミットを設定できます。
例えば、CC40を31、CC56を95に設定した場合、
動作範囲は45度から135度になります。
CC40を64より大きな値、CC56を63より小さい値
にするとサーボの動作方向を逆転させることもできます。
CC112-119
サーボのスピード設定ができます。
例えばCCが0の状態から127を受信した場合普通であれば全力で加減から上限へ向かいますが、ここの数値を設定することで好きな速度で指定値まで動かすことが可能になります。
0or127 最高速度
遅い 1-126 早い
上記のMIDIによるリミット設定は記憶されません。
リセットや電源再投入をすると元の最大値に戻りますので、
MIDIシーケンスの先頭にセットアップを入れる、
再生途中で基板側のリセットをしないなど、
事故に注意してください。
DAWやMIDIシーケンサーによっては、再生時に
セットアップデータ(CC0,7,10,32,91,93等)が
自動で送信されることがあり、誤作動の原因となります。
あらかじめ送信しない設定にするか、
該当するCCを避けた設定でご利用ください。
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