ZOOM H2n用、自作ウインドジャマー改良版 !

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意外とカンタンに作れる、マイクの風切り音防止アイテム。
2回目ですから!
前回の経験による学習と工夫も盛り込んで…
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どうです!このボリューム感!!!
向かって左から、
ハンディレコーダーZOOM H2nに装着したウインドジャマー改
前回(2ヶ月前)に作って何度かアウトドアでも使用したウインドジャマー

…右端の似た色の毛モノはウインドを邪魔ーしてくれません。

メインの改良点は、サイズ。
もうちょっと丈が長い方がいい。
でも側面のスイッチ・ボタンにかぶりすぎない長さ。

つまり前回より、ちょっと大きめに作ればいい。

基本的に作り方を変える必要はないけど
1回目の「なんでそうなるの」が
2回目で「こうすりゃいいのか」に。

前回の記事はコチラ→ZOOM H2n用ウィンドジャマーを自作!

ま、例によって、裁縫に慣れてる人には当たり前〜なことだらけ
ちょっとした手間とコツに感心しながら、進めてまいります。

切りにくい素材の布を正確にカットする

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コピー用紙に型紙を描きます。
前回は、直接布に線を引こうとして、まんまとチャコペンが写らなかった。でも無理矢理布に描いて切った。

毛の向きを揃えて縫い合わせるために、長方形2枚。
本体に合わせた大きさ+本体の厚みの分+縫い代
2枚どっちも同じカタチですが
使い回しはできません。なぜならば。
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型紙の、切るべき線よりかなり外側で切り離し
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布にテープで貼付けてしまい
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紙もろとも!テープもろとも!ハサミを入れると…
おお安定して切りやすい。

このやり方、ものすごく小さなパーツを切り出すにも良いんですってよ。
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サクサクスパッと真っ直ぐの長方形。
…左はちょっと不慣れな曲がりが出てしまいました。

が。
ずれると思ったらテープを追加して、布にしっかり型紙を貼付けてしまい
布を押さえてる方の手の指で、モサモサ毛を掻き分けながら
ハサミの刃が布地に入りやすいように切っていけば…キレイ!

毛先を内側にまとめておく

長方形2枚を中表に合わせて縫い合わせる
その前に、1枚ずつ裁ち目かがり
その前に!
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周辺の毛先がミシンの縫い目にかからないよう
内側に倒して、手縫いでぐるっと仮留めしておきます。
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裏返してみるとこーんなにテキトー。
でもこのちょいとひと手間で、「すべる!ずれる!まがる!」が激減〜♪

伸びやすい生地なので、ニット用針とレジロン糸で
まずは周辺ぐるりと裁ち目かがり(ここでは三点ジグザグ)しました。

袋状にしたついでにマチをつけてみる

裁ち目かがりで切り端の処理をしたら、
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中表に合わせて、周り3辺を縫い合わせます。
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今更気づいたけど、ミシンの針が落ちる板のとこに
10とか20とか数字とラインが引いてあって
早い話が、そのラインに布端を合わせるように縫えば曲がらないのねー。
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ハイ、袋状になりました。
毛先を押さえておいた仮留め糸は、ここいらで外してしまいました。

装着させた時、上部両端の角っこが
なんとなく微妙〜スキマになるというか、わずかなブカブカ感が出そうな気がして
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買い物バッグで覚えたマチをつけてみましたよ。
側面の縫い目を中心として、三角形をつくって、ほしいだけのマチ幅を中心から均等にとる。で、その線を縫う。

袋口の部分、内側にモサモサ毛が無いようにする

なにぶんとにかく毛が長い素材。
袋口にあたる部分は、折り返してぐるりと縫えばそれでいい
…いや、内側がモサモサしてたら邪魔かな。

てわけで、内側にいちど折ってから外側にめくる。
つまり…
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裏側に向かって、布端を折り
(ここから水色待ち針の向きにご注目ください)
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表にひっくり返して、裏側に折ったぶんだけ表にめくって留める。
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ほらほら、内側スッキリ。布端も見えない。

で、袋口をまわりぐるりと縫えばいいのも
バッグと同じ…なのですが
ちっちゃくて、ミシンをフリーアームにしても針に届かないですよ。
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しかし手縫いはやってられんので
ちまちまと、直線に縫える分だけを縫っては糸を切って、布を置き直して…
…それほど面倒でもなかった。

しかしちょいと検索してみると、フリーアームできないミシンでも筒縫いできるとかなんとか
人形の服なんかもっと小さいことやってるもんね。
後でもっと調べよーっと。

袋口にゴム紐をつける

まわり縫っちゃってからですが。
ZOOM H2nにためしに装着させてみて、ちょ〜っと緩い感じかな…
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ゴム紐つけます。
前回、下糸巻きの糸掛けがどこか失敗してゆるふわボビンになっちゃった糸で
手縫いです。
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はいゴムついたよー。雑に縫わないように気をつけたけど、手縫いは投げやり感でてるなー。

そんなこんなで完成ー!
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ほらほらほらっ!
前回の最大の汚点。アタマのてっぺんの残念な分け目も無いよ!
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カメラ:Apple iPad(第3世代)
使用アプリ:
Snapseed App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料

使用ミシン:JUKI Exceed Dressmake HZL-F400JP

ところで、作業中にあたふた撮ってる写真
iPadは直接タップでオートフォーカスなんで
ささっと撮って進められて便利。

明るさとフォーカスを別に設定できるカメラアプリなんかも
いいんだけど、作業優先でどんどん撮っちゃって

あとから
これまたサクサクと、
トリミング→全体の明るさ・色温度→部分的な明るさ→周辺軽くボケつけたりして
そんな程度の写真編集を、Snapseedでやっております。

1回目の自作ウインドジャマーですが
あり・なしの録り比べ結果、効果のほどはコチラ。

→ この上に動画が表示されていない場合はYouTubeで視聴できます

今回の材料費は…
布・糸・ゴム紐 前回の余りと、家にあったもの
てわけで0円!

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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