リード90、ピストンリング交換!

前回の続き。

正しい順序もわかったところで、
早速ピストンリングの交換にチャレンジ。
 
 
20080425lead1.jpg
色々略していきなりピストンまでたどり着く。
さすがに何度もやったのでもう慣れたものである。
もう外すときにネジをなめたりすることもない。

交換するのはここの2本のリング。

折らないように慎重についているリング、
エキスパンダ(セカンドの内側に入れるやつ)を
外し、逆の手順で装着。
ここまではオッケーだ。

そして、いよいよシリンダーを差し込んでゆく。

ぐごごごごご。。。。ごっ。。。。ごっ。。。。

20080425lead2.jpg
 
入りません。

どうやらセカンドリングがエキスパンダが入っている分、
外側に張り出ていてシリンダーが突っかかっているようだ。

しかしここで強引にやっては前回の二の舞だ。
 
考える。
 
引っかかっているのは矢印の部分だ。
 
そこで。
 
 
20080425lead3.jpg
 
あたる部分を削っちゃおう。
ここは燃焼室内部ではないので問題はないはず。
テーパー(ななめ)の部分を、滑らかにしてあげれば
するりと入るはずだ。入ってくれ。

と、少しずつ削りつつ、何度目かのトライでようやく、

すごごごごごごごご。。。。。ごすん。

と、はめることに成功した!ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

これで後は全部元に戻して完成だー!

20080425lead4.jpg
 
ついでにこれがマフラー。
純正の場合はチャンバー構造はしていないので
スクーターの場合は2ストでもマフラーと呼ぶ。
チャンバーについてはウィキペディアが詳しい。

矢印部分の拡大。
20080425lead5.jpg
ガスケットもなんかくたびれているので、
 
 
20080425lead6.jpg
新品に交換。

そしてここから勘違い街道まっしぐらによる
トラブルがおきるとは神にも予想は出来ないのであった。。。。。

次回へ続く。

前回の整備 次回の整備

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください