リード90、整備再挑戦。

前回ボルトをなめてしまったリード90。
ピストンとシリンダー交換の整備記録を画像付でお送りすることに。
 
なんとかなめてしまったボルトをまわすべく、
20080323_01.jpg
貫通ポンチを購入。
 
20080323_02.jpg
まずは前回同様、シリンダーヘッドをむき出しにする。
 
 
20080323_03.jpg
なめてしまったボルト。
普通にやったんじゃどうやっても回らない。
 
そこで、まずはこのボルトにクレ556をシューシュー吹く。
そしたら一服。( ゚Д゚)y-~~
まわしたいボルトの隙間に浸透するのを待つ。
 
そしていよいよ、
 
20080323_04.jpg
ポンチをあて、ハンマーでガンガン叩いていく!
周りを傷つけないように、叩く、叩く、叩く。
ひたすら叩く。
 
 
その結果…!
 
 
 
20080323_05.jpg
ボルトボッコボコ。
 
さて、どうしたもんかとまた一服。
ポンチでいくら叩いてもどうやら回りそうにない。
しかしまた新たに工具を買うよりも、何か方法は
ないだろうか…と、考えること10分。
 
 
ピーン━━━━(°Д°)━━━━!!!!
 
 
なめてしまった所以外のボルトは緩めることが出来る。
 
 
20080323_06.jpg
なめたところ以外を外す。
 
 
 
そして…
 
 
 
おりゃあ!
 
 
 
20080323_07.jpg
 
回った━━━━ヽ(`∀´ )ノ━━━━!!!!
 
なめたボルトはそのままだと思うなかれ。
こうやって回して戻してとやると周りに引っ張られ
徐々に緩むのである。
 
 
そしてシリンダーを外し、ピストンとご対面の瞬間。
 
20080323_08.jpg
 
スゲーキズだらけだなおい。
 
20080323_09.jpg
 
深々と刻まれている5万キロ分のキズ。
 
 
ここまでくれば、後はピストンを外して
新しいものに付け替えるだけである。
 
しかし、やはりここでもありがちなミスをしてしまうのであった。

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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