夏の終わりは虫取り大会（猫ら絵日記）

甲子園が盛り上がる頃になると
ふと…（と言うわりには）ガラリと
空気の中に、日の長さに、秋を感じるようになりまして…

そーなるとアレだ。毎日のようにコレだ。

産卵・巣作りの場所探しか、はたまた食料調達か。
哺乳類よりもずいぶん早め早めに
秋へ冬への準備をするのでしょうか。

ベランダや窓辺に寄ってきてウロウロ飛び回る
虫さんたちが、夏の終わりのこの時期、多くなります。

じーーっと見つめる猫がいたら
その先には必ず

虫さんが来ているのです。（ヒィィィ）

静かに立ち上がり

まずは目だけで追って

………近づいて

キタ！！！

そこだあぁぁぁーーーー！！！

ガッチリ爪を立てたところで、
虫さんは網戸の向こう側にいるから取れるわけない。
…てなことは、何度やっても学習しない猫ら。

面白いことにこういう時、

網戸に飛びつく様を見ていた他の猫らは
「あーぁ……」ガッカリ空気を漂わせ

それが伝わって余計なお世話なのか
飛びついた網戸に張り付いたままの猫は

なぜかさらに昇る。
火がついた気持ちは燃え上がらせないと気が済まない。

しかし

虫さんはとっくに逃げてしまったので
どうしようもなく

降りる。

さいごにオマケで虫さんじゃなくて
網の向こうのカリカリを取ろうとして

引っ掛かっちゃった、ねこびたま。

カメラ：Nikon COOLPIX P300

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