KORG Gadget 作曲コンペティション GadgetSonic 2021 で 準グランプリSONIC OF THE YEAR 受賞しました

GadgetSonic とは…

KORG Gadgetユーザーなら誰でも参加できる「真夏のトラックメイキング・バトル」

Gadget-Junkies.net は、今年も KORG Gadget ユーザーなら誰でもチャレンジできる作曲コンペ GadgetSonic 2021 を開催します。

「作曲経験ゼロ」「楽器なんて弾けない」

…そんなあなたも、iPhone や Nintendo Switch さえあれば応募可能。

Gadget-Junkies.net GadgetSonic 2021 公式ページより

KORG Gadget は簡単にいうとソフトシンセ付きMIDIシーケンサー/DAWアプリ。モバイル環境だけできちんと音楽作品を仕上げられる使いやすさ、さらに追加できる音源も豊富にラインナップされています。

準グランプリSONIC OF THE YEAR 受賞

necobit の応募曲は→コチラ

KORG Gadget はこれまで音色だけしか使用したことなかったのですが(→ DIY MUSIC on DESKTOP 2021)今回の GadgetSonic 開催を知り、初めてKORG Gadget 2 だけで作曲してみました。

今まで使ってきた、パソコン用DAWと KORG Gadget は大きく異なる点に驚くとともに、頭に浮かんだアイデアを作品にしやすい操作感に「DTMの今」を感じました。

KORG Gadget を使ってみた感触、自分の曲をどう入れ込んでいったか、詳しくはコチラ→ KORG Gadget だけで作曲・編曲どうやった?

この時便利だったもの・影響を受けたもの

  1. Apple Pencil と Noteshelf
    • 思いついた音をすぐメモる。今回の曲はピアノ演奏の状態で頭に浮かんだのでいきなりKORG Gadgetに入力せず、楽譜に起こすところから始めました。楽譜アプリでなくノートアプリを選んだ理由は、新規作成して五線譜を出せばいきなり書き始められること。調号設定?拍子設定?そんなことしてるうちに忘れちゃうでしょ〜
  2. 交響楽団のコンサート配信
    • 有料の場合はどうしても観たいものに限られますが、東響はニコ響で定期的に無料配信をしています。ありがたい。もちろん音はホールで直に浴びるに越したことはない。が。配信では団員の顔も手もよく映る!指揮者の正面が映る!オーケストラという大きな一括りで音楽を観ながら、演奏者個人の個性も同時にわかってくる。それはバンドのライブビデオだって同じだけど、人数がはるかに多いだけにこの魚群感覚はおもしろい発見
  3. 指揮者とソリスト
    • いくつかオケ配信を観ているうちに、音楽に埋没するかのような指揮があることに気づきました。指揮者っつーと先頭に立って旗掲げてるイメージでしたが…自身も演奏者かはたまた踊り手かと思うくほど曲の中にいるなと思ったのが、Jonathan Nott・井上道義・原田 慶太楼。内から外へ作り出すという感じが(前項の)オケ魚群感覚をさらに増すし、出てきた音楽は新しい生き物にすら観える。
    • ソリストがすごい時はオケがさらにすごい。指揮者より影響力があるのではと思う瞬間もある。注目したのは指揮と同じく「音楽全体を作り上げる力」。個にして全 全にして個 …と、王蟲も言ってましたね。個人的注目ソリストは、服部百音・北村朋幹・伊藤文嗣。 
  4. 包容力と多幸感
    • クラシックばっかり聴いてる?んなこたーない。余談:大事なところを濃縮したイントロはLiquid Tension Experiment 1,2など聴いてた20代前半によくやってた。今回の曲の目標は「サントラ風味な編曲」。そしてもう一つ「ノスタルジアを包容力と多幸感に昇華する」というのもこっそりありました。これはKORG Gadgetの膨大な音色に不慣れすぎるせいで出しきれず反省点。サビの後半て女々しい「しな」ができがちなところ、1番最後だけ上ハモリを使って回避できた気がする点は満足。包容力と多幸感つったらNAI PALM・Karl Hyde。編曲の妙・裏メロ使いはArthur Verocaiでしょう(Arthur Verocai縛りが聞ける→コチラおすすめです)
  5. ツェルニー 125のパッセージ練習曲で移調練習する
    • 曲が途中から転調した時・とある曲の移調バージョンを聞いた時、違和感を持ったことはありませんか(絶対音感や共感覚のせいでそういう人もいるし、関係なくそういう人もいる)?現実にはそれで困ることもあるので、短い指練習曲を♯♭3つまでそらで移調する練習をしたところ…移調・転調のどこに違和感を持つのか(個人的には特に7thの音だった)、曲の中で調性をどう見てるのか(1,4,5とかT,S,Dの視点でやれば楽勝なのに、曲全体を地図か絵画のように見ている)など具体的な発見がありました。自分なりに解析できるとうまい具合に使えるもので、今回の曲ではF ヘ長調→E♭ 変ホ長調→C ハ長調と転調することで曲を広げながら曲の明度を下げるという展開が思い通りにできて満足。

KORG Gadget と necobit 製品の思わぬ相性

1曲完成させれば、アプリの使い方や機能特性は大体わかるし、他に何ができるのか!も探りやすい。

そこで新たな発見となったのが、外部MIDIコントロールガジェット Taipei (KORG Gadget 2 有料版に付属)と necobit のMIDI制御製品の好相性。パソコンDAWでの接続に比べて、設定がスムーズでとっつきやすい。

さらに KORG Gadget なら、これひとつで自動演奏とは別のトラックにベースやドラムなど加えることができるのも楽しいポイントです。かっこいい音色たっぷり付属しますからね!

KORG Gadget と MIDIメカニカルシステムやMU-4などの necobit 製品どっちも持ってる方〜!ぜひお試しあれ♪

MIDIメカニカルシステムについて詳細はコチラ

MIDI/USBスイッチトランスレーター MU-4について詳細はコチラ


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