2回目の出演はいつもと違うMIDI制御で!
じつはこのような目論見が(応募前から)あったのです。
5月1日(土)に開催された Maker Faire Kyoto 2021 オンラインプログラムのひとつ、DIY MUSIC on DESKTOP は「机の上で」が条件の音楽パフォーマンスイベント。出演者一覧はコチラで紹介されています。
2020年の第1回の印象は、ライブ感がすごい…。でした。機材が卓上サイズでも、オンラインの画面の中でも、ライブの熱量に関係ないんです。
というわけで、今回の出演者募集をみた瞬間から、考えた結果。
MIDIの利点をいろいろ使って人間が生演奏をする
出演応募に出した動画がこれ↓
電池式のLEDライト 六角ダイオード はそのままでも綺麗なのですが、音楽に合わせて光ったらもっと綺麗…。
コレです。MIDIは他の音に合わせるのが得意です。
打ち込みされた音だけではありません。MIDI楽器(キーボード系だけでなくドラムパッドやウインドシンセでも)のリアルタイム演奏や、あらかじめ録音された歌やボイスなどでもOK。
その、他の音に合わせるのが得意なMIDI信号を→機械の動きに変換するのが、necobit の MIDIメカニカルシステム を始めとするMIDI制御製品たちです!
音に合わせて…というよりはもう、弾いた音が、演奏がそのまま光になって鳴る!こんなMIDIの楽しさもぜひ知ってもらいたい!
白い方のキーボードは ARTURIA KEYSTEP PRO 。本番3週間前に買って説明書を読むところから準備を始めたのは内緒ですが…。
簡単にいうとMIDIシーケンサー内蔵のキーボードです。パソコンが無くてもコレだけで自動演奏を組んでさらに生演奏を合わせることができます。
KEYSTEP PRO のすごいところは、他のMIDI機器との同期がものすごく柔軟!
結果、あれやこれやとこれだけMIDI楽器とMIDI制御を組み合わせておきながら、KEYSTEP PRO のシーケンスをスタートさせれば全てがシンクロする!というステキシステムで演奏できました。
同期もMIDIの得意技です。このMIDI同期と、今回LEDライト 六角ダイオード をMIDI信号で光らせるのに大活躍した MIDIメカニカルシステム MD-16 をどう使ったか(そして撮影クオリティの秘密も!)
ニュースレター MIDI寄りものづくり ねこびっと通信で詳しく解説しています。ぜひコチラもお読みください。
DIY MUSIC の面白いところ
自作楽器、だけではありません。今回も、一見何をしているかわからない予想外のパフォーマンスが「そういうことかーーーー!!!!!」に変わった瞬間の興奮もたっぷり。出演者みなさん楽しかったです。
全ての演目は Make: Japan のアーカイブ動画で観ることができます。パフォーマンス後に、軽く説明をするトークがあります。
オンラインでもオンサイト(現地開催)でも、メイカーイベントの面白いところはコレです。興味を持ったところ・疑問に思ったところなんでも直接、作る人から解説を聞けば楽しさ倍増です。
記事トップの画像はゴトウさんによる撮影写真です。
コメントを残す