MIDI自動演奏 鍵盤ハーモニカのPWM制御で
いろいろと試しているうちに、
デュレーション、打面に当たるギリギリまで短くしたら、ノッカーで弱い音だせます。
— 土佐正道 (@MasamichiTosa) August 30, 2020
こんなアドバイスをいただきました。
明和電機のノッカーとは→コチラ
necobit のMIDI自動演奏グロッケンは
(100Vでこそありませんが)
MIDIでソレノイドを動かして叩く
という共通点があります。
どうなるでしょうか…?
(応用編)打鍵ギリギリデュレーションで弱音🎶前項をMIDIグロッケンで…成功✌️😺
— necobit ねこびっと🤖🎶⚙🎼 (@necobitter) August 31, 2020
画面のノートが短いところ。触った瞬間に離す❗️で、バチの叩く力を弱めています。
またもや土佐正道会長のなにげ一言で、自動演奏楽器能力UP⤴️ありがとうございます‼️
#電子工作 #MIDI #MFTokyo2020 #今作ってます pic.twitter.com/VwwE36PK9x
通常の打鍵は、デュレーション60。
デュレーションを20以下にすると、
打鍵に当たった瞬間に戻りが発生して
弱い音で鳴らすことができました!
ただし、
ソレノイドやパーツ各種の組み付け具合によって
反応が異なるため
ちょうどいい弱音打鍵となる
デュレーション値はそれぞれ異なります。
音板ごとに、実際に鳴らして聞きながら
適切なデュレーション値に調整する必要があります。
「短すぎるデュレーションは、音が鳴らなくなるだけ」
という思い込みで
これまで考えもしなかった
デュレーションによる打鍵強弱の変化。
この成果を反映させて、
Maker Faire Tokyo 2020 で披露します。
明和電機 土佐正道会長、ありがとうございます!!!
エレクトリカルパレードを一台で演奏する
デュレーションの長さをいろいろと試してみると
単純に「大きい音」「小さい音」の2種類ではなく
打鍵の強さを数段階変化できることが分かりました。
また、
逆にデュレーションを長くする(=バチが音板を押さえる)ことで
強い音の響きを止めて、目立ち具合を変えることもできました。
これらを総合して、複数のメロディが絡み合う
ディズニーの「エレクトリカルパレード」を
23鍵・2オクターブしかない鉄琴ひとつで
演奏するためのMIDIデータはこんな感じ…
前述のとおり、部品の取り付け具合で挙動は変わるため
バチを交換した場合などは
最弱音のデュレーション長さを調整しなおす必要があります。
MIDIノートONでバチが振り下ろされ
MIDIノートOFFでバチを引き上げます。
人間がピアノを演奏するときも、
弱いスタッカートは指を触った瞬間に素早く上げる
響かせたい時は強く叩いて腕ごとふんわり上げる
…など、「離す時」のコントロールもしていると思います。
機械の演奏も、わりと人間と同じ考え方で
表現豊かにできそうですよ。
MIDI制御基板「MIDIメカニカルシステム」について
necobit の自動演奏楽器は、
自作の製品「MIDIメカニカルシステム」シリーズで
MIDI制御しています。
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