ゼルダのエフェクトーンモドキ自作の続き。
→前回
注文してから2週間、Seeed Studioから基板が届きました。
3種類頼んで2週間。国内製造に比べたらちょっと待つかもしれませんが、
大抵の場合は十分なスピード。
回路図もシンプル、基板もえらくシンプル。黒い三つの穴
電池ケースの3本足を通すための穴のつもりだったんですが、
どうやらこれは基板に踏ん張るための足だったようで、
穴があると強度が落ちます。ひとつ勉強になりました。
偶然にもフリスクケースに寸分のガタもなく入るので活用しましょう。
ケースの厚みが足らん。
電池ケースと圧電スピーカーを薄いものに変えて
マイコンのソケットを無くして直付けにすれば入りそうだけど、
まあ、ちょっとくらい分厚いくらいが丁度いいよね。
ゼルダの伝説エフェクトーンモドキの完成 pic.twitter.com/WLDkDEDmU4
— カワヅ(11ac/n/a/g/b対応) (@necobut) 2017年6月23日
机の引き出しに仕込むとこんな感じ。 pic.twitter.com/2CRYTsoFWL
— カワヅ(11ac/n/a/g/b対応) (@necobut) 2017年6月23日
動かすとこんな感じ。
うむうむ!いい感じですな!
と、お手軽に達成感を感じていたもの数日。
ある日引き出しを開けると、音が出ないではないか。
CR2032の電圧を測ってみると、2.6V。
閉めている間はスリープしているのに、なぜ。
はい、ここで回路図を見返してみましょう。
ATtiny85のパワーダウンモードの割り込みはINT0の
ローレベル割り込みのみだそうなので、PB2をプルダウンしておいて、
リードスイッチが動作する(マグネットが近づく
=引き出しやドアが閉まる)と
ハイになる回路になっていますね。
ハイになる…=バッテリーからINT0に電気が流れている
ってスリープするために電池使ってんじゃん!
なにこれ作ったの誰!?
というわけで、完成と思いきや
引き続き改良版を考えることになったのでした…
今回日本語ページができたばかりの
seeed studioのFusion PCBをはじめて使ったのですが、
https://fusionpcb.jp/
こちらが新しい日本語サイトで、
https://www.seeedstudio.com/fusion.html
こちらがもともとのページ。
ドメインが違いますが、アカウントは共通で、
右側にある言語を日本語にするとほぼ同じ見た目になります。
これがどういうことかと言うと、
すごくフィッシングサイトっぽいんですね。
necobitはseeed studioからレビューを書いてくれないかと
直接メールをいただいたのでそのリンクから上の点に気がつきましたが、
これはなにも知らないと混乱の元なので、ドメイン統合するなり
自動ジャンプするなりでひとまとめになってないと警戒します。
これは一緒に頼んだ別の基板です。
訳あって一部のみの公開。
ドリルの処理はとても綺麗でした。
この基板はシルクが少し下にズレていますが
使えないほどではなかったです。
ほぼ同じレイアウトのElecrowに頼んだもの。
ドリルの穴のところがなんか毛羽立ってます。
が、これも別に使えないことはないので、
好みで選べばいいかと思います。
送料はOCSという所を使えるElecrowの方が安いです。
FUSIONのいい所は発注時にガーバーファイルを自動で
簡易プレビューしてくれるので最後の最後でおかしな所に
気づける要素があるところですね。
ただ、NPTHのドリルファイルがあるとそのせいでちょっと表示が崩れます。
→前回ゼルダのエフェクトーンモドキを自作する
→次回続々・ゼルダのエフェクトーンモドキを自作する
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