経験者ありがとうありがとう!
オーバーホールしたエンジンが始動して
あっという間に2年。
共同で作業する為の予定を合わせるのがなかなかできず
作業を進めるのが難しくなったので、
車体を友人宅から自宅に引き取り久々の作業再開!
とはいえ一人でこのボロボロの車体をレストアするには
は知識も経験もかなり足りてないので、ここは
自分もNチビでレースしている友人A氏の力を借りよう。
もともとは公道でも走れるようにしようと思っていたのだが、
圧倒的にシンプルかつ軽量になるレーサー化しちゃおうと決めた。
どこぞのフリーマーケットで買って一度も使っていなかった
メンテナンススタンドがようやく日の目を見る日が来た。
まずは車体から余計なものを外していく…のだが、
この「余計なもの」がなんなのか、それを判断するのが
難しいのだ。
「これはいらない」「これは使える」
「これは配線切って本体だけ使う」
「あれこれ純正じゃないな、パーツボックスに予備ないすか?」
友人A氏の判断の早いこと早いこと。
俺ならこの作業でまずつまづくのですでに
感謝の言葉しか出ない。
純正エアクリボックの中のエレメントを指で
なぞってみたの図。まるでブランデーをしっとりと
吸い込んだスポンジケーキのように崩れていく。
外したらあっという間に朽ちていった。
でもこのエレメントのおかげでボックスの内部の劣化が
抑えられていてとても綺麗だった。
もちろん写真は撮り忘れた。
というか今回まともに写真を全然撮ってなかったよ。
スピードメーターは撤去、タコメーターは
ランプ関係の配線はカットして
ビニテで穴を塞いで装着。
どんどんシンプルになっていく。
ネイキッド用のメーター周りは純正の
アッパーカウルマウントのついたものに戻して
アクセル、クラッチワイヤーの取り回しを元に戻して、
前後ブレーキの状態を確認。
キャブのジェットは今メイン108、スロー42。
インテークチャンバーは外すけど液体ガスケットが
カチカチに固まっていたので次回メンテに持ち越し。
この車体は後期型なのだが、A氏が譲ってくれた
前期型のフライホイールに変えて
CDIとハーネスを前期のものに変える予定。
キャブの後ろの隙間はタイヤからゴミが飛んでくるので
プラ版を切った張ったして塞いだほうがいい、そうな。
以下最低限の要交換部品
フロントブレーキのピストンシールと
パッドブッシュ、パッド。
クラッチワイヤー。
フロントフォークは少なくともシール交換。
チェーン、420、110コマ、シルバーの安いのでよい。
次に
アッパーカウルとシートカウル。
シートカウルステーは前オーナーの趣味で
上にひん曲げられているので曲げ戻し。
サイドスタンド切断。
そこまでやればひとまず走れるようにはなるのでは?
ガソリンタンクの中の得体の知れない液体は
携行缶に抜いたので、早いところこれをガソリンスタンドで
処分してもらって、タンクの中はガスで満たしておかねば
せっかく中が綺麗なタンクがサビてしまう。
これが最優先事項だな!
いやー、俺一人でやってたら絶対半分も進まなかった。
ありがとうA氏!
次→NSR50用yss RACINGリアサスがやってきた!
その次→NSR50レストア 電装系を後期→前期へコンバート
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