KLX250キャブセッティングの続き

前回のガボガボ状態から、
とりあえずまともに走るようになった。

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風邪をひいたりして随分間が空いてしまったが、
セッティングが崩れてしまったKLXを
まともに走れるようにするのが本日の目標。
 
アクセルオフで回転数が落ちるのが遅い…
というのは二次エアを吸っている症状だった
気がするので、まずはそこを探そう。

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メクラをしたKLEENへつながっていたチューブ、
なんだかボロボロだな。

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あー、こりゃあかんわ。

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ただのメクラなので短くカットして先っちょだけ使う。
さて他にどこか空気の入りそうなところは…と…
 
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キャブとインマニ間のバンド、
締まってませんでしたー!!!
これだな不調の原因は。

とはいうものの、アイドリング不調の症状も
これが原因なのか、スロージェットを35から38に
上げたからなのかちょっと判断がつかない…。
そしてキャブを外して元に戻しての工程が面倒な
KLX250、できれば一度で良くしてやりたい。

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キャブを外す。

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裏側のパイロットスクリューを調整してみる。
規制前のサービスデータに合わせてみようと
1と5/8戻しから2と3/8戻しに。

ノーマル
MJ 118
SJ 35
PS 1 5/8戻し

 ↓

KLEENカット、ブタ鼻変更後
MJ 130
SJ 38
PS 2 3/8戻し
ニードル ワッシャー1枚かまし

前回フロート側のいずこからか
落ちてきたワッシャー、あれは
結局どこかわからなかったので、
ニードルのクリップ位置調整代わりに
ニードルにかましておいた。
特に意図のないこの行為が一体どう作用するのだろうか…。

全部を濃い方向に振ったことになるが、
(パイロットスクリューは戻し数が増えると濃くなる)
果たして効果のほどは…

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戻すときにインシュレーターのバンドを
入れ忘れてガックリするの図。
 
さて試走。
 
おお!前回の不調が嘘のように
しっかり力強いアイドリング。
全開で引っ張ると思いの外早くレブリミット。
なんかキャブセッティングが久々すぎて
自分の感覚が信じられないんだが、
これ濃くて頭打ちになってるんじゃなくて
レブリミットでいいんだよね?
タコメーターがあればこういう時判断しやすいのだが。

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全開時に少し濃いかな?という感触はあるが
とりあえずこれでしばらく様子を見てみよう。
ああ一回でまともに走るようになって本当によかった!

しかしいくら久々とはいえ、体感での濃い、薄いの判断が
難しい…2ストはもっとわかりやすかった気がするが、
4ストってこんな感じだったっけか?
 
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全部元に戻して工具をしまった後に
こんなものが余っている事に気がついてしまったのだが、
写真を遡って見てみるとKLEENのチューブのガイドみたい
なので外した今となってはいらん!

後日良く調べたらシリンダーヘッドカバーと
電装系のケーブルが接触しないようにする
カバーの模様…つけないとorz

よし、まともに走るようになったんだから、
次は猿ヶ島でも行ってみるかな!

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

2件のコメント

KLX250で宮ヶ瀬ダムタンデムツーリング | へ返信する コメントをキャンセル

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