ミシンを買って最初に作ったのが、
IKEAのをひっくり返して構造を真似っこした
ファスナー・ヒモ留めしないクッションカバー。
作る手順がもっとカンタン楽チンになって
しかも丈夫な仕上がりの改良バージョンになりました。
サクっと作れるので
「あららら座布団が足りないわ〜〜」
なんて時も。布と中身があれば!
今回は、座面と底面で別の布地を合わせます。
(もちろんぜんぶ一枚の同じ布でも)
中身に合わせた内寸+中身の厚み+縫い代+内ポケット分
そして、側面を裁ち目かがり…しません。
布地を出来上がりと同じ向き
つまり
座面(画像のカラフルな布)は表
底面(画像の黒い布)は裏、が見えている状態で…
内ポケットになる部分を…
折る!
そして、座面側の布地を…
重ねる!
出来上がりのクッションカバーと同じ状態になっています。
ちらりと座面側をめくってみると
文字通り…
クッションカバーの内側にポケットがあります。
で。これが。
出来上がり状態を確認してみたわけではなく。
縫い合わせてしまうんです!表から!
内ポケットがある辺が、クッション中身の入れ口
ここを縫ったら皮だけのカバーになるので気をつけながらw
端から7ミリの線に合わせて縫いました。
そしたらひっくり返して裏返し。
ここで状態を確認しておきますと…
裏返しの状態で、底面の布は内ポケットが出てる。
表から縫ったあとに、裏から縫う!
ものすごく間違えてるんじゃないかとツッコミたくなるのですが
知らなかった。こんな手順が世の中にはあるんですね。
袋縫いと言うそうな。
表から縫った時の、縫い代を針が踏まないように
つまり縫い目で縫い代を閉じ込める
…というか。
布地がきちんと長方形に切ってあって、
縫い代の幅もきちんと等しく取ってあれば、
最初に表から縫う時は7ミリ、次に裏から縫う時は1センチと、
布端からの数字を見てれば間違いない。
さあ出来上がるとつまりどういうことか。
カバーの内側の縫い代、布地の切り端が…
裁ち目かがりしなくてもほつれない!
個人的に
裁ち目かがり縫いのミシンのリズムは
どういうわけか異常に眠気を誘われるので
直線縫いだけで済むのは大変助かります。
くるまれたぶん、縫い代自体が厚くなって
向き不向きはあるところですが
クッションカバーなら問題ないし、
何より洗濯に強いという利点もいいところ。
では。
クッション中身を入れまして
入れ口から丸見えの中身を
内ポケットに隠す、と。
というわけで完成〜!
いきなり表側から縫っちゃうのも、
「ひっくり返した状態はどうなるのか」を考えて混乱することなく
出来上がりのカタチから入れるので楽チン。
そんでもってこの、袋縫いの使い方は
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コチラの本の、
エコバッグ(レジ袋)型の作り方のページで発見しました。
こりゃ勉強になりました。
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