復帰のきっかけ、ありがとう。
『Good Bye』
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以前都心部に住んでいた頃、余りに高い駐車場の賃料と、
バイクを置く事もNG、駐輪場は空き待ち、という土地柄から、
車は手放し、バイク(NS400R)は実家に預け、自転車も処分。
それから３年前まで、necobitの移動手段は電車とキックボードだけだった。
それから少し郊外へ来てしばらくたち、
駐輪場スペースにスクーター位なら大丈夫、と思って、
近所を歩き回って探し出したのがリード90だった。
2ストの癖に走行が5万kmを超えているという恐怖の車体。
ちょっと離れたホームセンターに行く途中でエンストして
レッカーサービスのお世話になったり、
直してんだか壊してんだか分からないメンテをして、
ボルトぼっこぼこにしちゃったり、
ちょっとVTZばっかりに乗ってたらすぐ調子悪くなったり、
乗ってる時間よりメンテしてる時間の方が明らかに長かった。
が、すぐ壊れるからメンテナンスを思い出したし、
なによりエンジン付きの乗り物への復帰を踏み出させてくれた。
それまでは長い間バイクから離れていたので、
久々にアクセルをひねって走り出した時の感激は
今でも覚えている。
数年前、スクーターに乗ってニヤニヤする人を見たら、
それはnecobitだったかもしれない。
そしてツーリング用バイクの座はVTZに譲り、
荷物運びはサンバーがやる様になった。
2010年末、ヤフオクで落札され引き取られて行った。
バラバラにして部品単位で売られるらしい。
リード90の一部がどこかで誰かのリード90に使われる事を祈る。
…リード90に使われるとは限らないか。
オリジナルフレームにエンジン載せてサーキットを
走ったりしてくれないだろうか。
エンジンを買った誰か、
すまん、そのシリンダーとピストン、韓国製。
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