GadgetSonic 2024 にて GREEN EARTH FIELD SONIC OF THE YEAR 入選しました。

Gadget-Junkies.net が主催する GadgetSonic は、

音楽制作アプリKORG Gadgetユーザーによる、ユーザーのための作曲コンペティション。2018年の初回大会から7年連続で開催されています。

necobit は 2021年から毎年参加、4年連続で SONIC OF THE YEAR 入選となりました。(前年までは準グランプリという表記)

♪ 陽炎に影が在るかと笑うあなたに陰差して、 Dimension, Vision, Emulsion By necobit(ねこびっと)

necobit(ねこびっと) · 陽炎に影が在るかと笑うあなたに陰差して、 Dimension, Vision, Emulsion

選評:曲の出だし…
雲一つない青空に照り輝く太陽。
カメラは空から次第に路面へとパンしていき、その太陽から降り注ぐ光と熱で、路面は揺らぎ…というような場面を想像。暑さとどこか懐かしさを感じさせる。ねこびっとさんの作品はなぜか脳内に映像が付いてくる。リスナーによってそれぞれの景色が見えていると思う。
そして、曲調はアップテンポに転換。スタイリッシュやストリングスリフに、クリスタル&リード音が乗ってくる。
場面は変わり、再びスローテンポに戻る。後半から囃子の音色が遠くに響きつつ、徐々に重厚なストリングスがそのお囃子に変わってくる。
終盤プログレッシブな曲調でクライマックスへ駆け上がっていき、本作の幕が閉じられる。
ねこびっとさんの作品でおなじみの特徴的なピュアなリード音が今回も作品全般で登場。ねこびっと監督の作風がチラリと感じられる重要な音色。
本作も作品の非常に高い完成度の中で、重厚感、静寂、スピード感、ストーリー性を併せ持つ。4分33秒の中で様々な体験をさせてもらった。
今は一つの映像作品を観終わった満足感で満たされている。amazing!

入賞者は選評も公開されます。

年々参加人数が増える上、新作オリジナル曲であれば曲数制限が無いため、2024大会エントリー総数はなんと257曲。

また、特筆すべきは、KORG Gadget で完結した制作というレギュレーション の中で、これまた年々ジャンルの多様性・表現の柔軟性がどんどん向上していること。

大会期間中・終了後も全エントリー作品を聴くことができるので、同じ材料を使って十人十色な音楽の作り方を知る楽しみもあります。

優劣をつけるという意味ではなく、他人と自分の作ったものを比べるというのはとても良いことで、面白いことでもあります。

KORG Gadget だけを使う、という縛りのみで、お題や曲数の制限がなく、個性を存分に発揮できるイベント、今年も楽しみました。


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