SK-88Proのおいしい食べ方の続き。
インサーションエフェクト
インサーションエフェクトというのは、ものすごく適当に説明すると、
特定のパートに対してかけるエフェクト。
ディストーションとか、フィルター系とか。
DTM音源で考えるとわかりづらいけど、
ミキサーにインサートでエフェクトをかけるのと
考え方はほぼ同じ。
リバーブやコーラスは
元の音→リバーブ
↓ ↓
エフェクトの混ざった音
なのに対して、インサーションの場合は
元の音→エフェクト→エフェクトのかかった音
なので、場合によっては元の音がまったく残らない
へんてこりんな音にできたりもする。
と、いうわけで、そのかけ方について。
インサーションエフェクトを書ける手順
※画像はクリックで拡大。荒れた画像で我慢するべし。
矢印のボタンを押すと、
多分こんな画面になると思うので、
3つ並んだつまみの一番左を回してかけたいエフェクトを選ぶ。
Guitar Multiを選んでみた。
で、決めたらそこで「SK-88Proのおいしい食べ方」
で書いた方法でデータをダンプしてシーケンサーに記録しておく。
で、パートエディットモード(ALLが点灯していない状態)で
エフェクトをかけたいパートを表示させて、
ここのボタンを押すと、エフェクトがかかる。ハズ。
で、これでかかったはずなのだが、
上の操作の部分(特定のパートに対する
インサートエフェクトをスイッチする)をダンプする
方法がわからなかったので、この部分だけは
手書きでエクスクルーシブを入力することにする。
↓エフェクトをかけたいチャンネル
CH1 |F0 41 10 42 12 40 41 22 01 5C F7
CH2 |F0 41 10 42 12 40 42 22 01 5B F7
CH3 |F0 41 10 42 12 40 43 22 01 5A F7
CH4 |F0 41 10 42 12 40 44 22 01 59 F7
CH5 |F0 41 10 42 12 40 45 22 01 58 F7
CH6 |F0 41 10 42 12 40 46 22 01 57 F7
CH7 |F0 41 10 42 12 40 47 22 01 56 F7
CH8 |F0 41 10 42 12 40 48 22 01 55 F7
CH9 |F0 41 10 42 12 40 49 22 01 54 F7
CH10 |F0 41 10 42 12 40 40 22 01 5D F7
CH11 |F0 41 10 42 12 40 4A 22 01 53 F7
CH12 |F0 41 10 42 12 40 4B 22 01 52 F7
CH13 |F0 41 10 42 12 40 4C 22 01 51 F7
CH14 |F0 41 10 42 12 40 4D 22 01 50 F7
CH15 |F0 41 10 42 12 40 4E 22 01 4F F7
CH16 |F0 41 10 42 12 40 4F 22 01 4E F7
で、エフェクトのスイッチをオンにできたら、
まずはちゃんとオンになっているか、実際に音を出して
確認してみる。
上のGuitar Multiだとかなりやりすぎた歪みが
かかるので、一発でわかるはず。
ここまできたら、今度は3つ並んだつまみの真ん中を
まわして、調整したいパラメーター(これはエフェクトによって
まったく違う)を表示させる→右のつまみで調整→ダンプして記録
を繰り返して、どんどんセッティングを記録していく。
ちなみに、ローカルスイッチをオンにしておかないと、
右のつまみでの調整ができないようなので注意。
つまみが使えなければ矢印で調整すればいいじゃない。
注意点
GSリセット→エフェクト選択→パラメーター調整→パラメーター調整→…
の順にエクスクルーシブを並べること。
GSリセット→パラメーター調整→エフェクト選択→パラメーター調整→…
↑
にすると、ここの部分は反映されないので注意。
GSリセットのエクスクルーシブ
F0 41 10 42 12 00 00 7F 00 01 F7
インサートエフェクトを使うとかなり音作りの幅が広がるので、
ぜひぜひ使ってみてほしい機能。
楽天市場で「88Pro」で検索(たまに中古が出てることもある)
同じく「8850」で検索。
SC-8820で。
-–(ここまで楽天)
相場…大分下がったなぁ。
SC-55mk2の記事はこちら
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