リード90、ピストンリング交換!の続き。
ああ、勘違い編
交換するものは全て交換したので、
後は元に戻すだけだ!
つーわけで、エンジンカバーをつけ、マフラーをつけ、
そこで一旦始動確認。
ブパパパパパパ
よしよし、ちゃんとかかりますな。
ん?何か風みたいなのが。
何か、一番左の矢印辺りから「ふぁーっ」って風が来る。
つことは、つまり?
ボルトがしっかり締まってなくて燃焼室に隙間が
開いちゃってるんじゃないか?と思った。
この時は。
なので、もう一度バラして、シリコンガスケットを
しっかりと隙間なくつける。
そして、しっかり締め付ける。
マフラーをつけて、再始動。
また「ふぁーっ」っと風が。
はて、なんでだろー?ボルトの締め付けが
足りないのかなー?
と、思ったので、ボルトを慎重に「ぐっぐっ」
と締めていく。
すると。
![]()
このおっ立っているネジが
(矢印の部分じゃなくて、左右にある縦にある長いの)
![]()
こんなことに。(クリックで拡大)
簡単に言うと、ネジの溝がつぶれてしまった。
orz
泣きそうになりながら、ボルトを以前使っていたものに
変える。ちなみにこのボルトは再利用ができるので、
ピストンリングと違ってまた交換する必要はない。
んで、組み付けて、始動。
「ふぁーっ」
なぜだ!なぜなんだ!この風は何処からくるんだ!
と、パニクった時に、(;゚д゚)ァ….
と気がついた。
このスクーターは空冷(その名の通り、冷却水を使わず
空気で冷やす)だ。
そして空冷のためのファンがある。
ファンというからには扇風機だ。
扇風機は風が出る。
何処に風を当てるかというとそれはエンジンだ。
ただの空冷ファンの風でした
これは痛恨の勘違いだ。このために使った時間、ばらしたり組み付けたり
ネジ溝をつぶしたり交換したりで2時間ぐらい。
…こうして人は成長していくのだろうか。。。。。(超ボジティブ)
オイルラインのエアも特にないことを確認して、
元に戻して終了。
結局前回の焼きつきのはっきりとした原因はわかっていない。
現状考え付くのは、慣らし不足か、セッティング不良か。
オイルポンプの動作不良(動作していても規定量でてないとか)
の可能性もないわけではい。
今出来ることは、慣らし運転を丁寧にすることか。
というわけで、45km/hを上限にして、20kmほど走ってみたが、
今のところ異常なし。
ただ、全開にもせず45km/hだと、大きい道路は怖い。
ガンガン車に抜かれる。
しかし今度はあせらずゆっくりと慣らして行こう。
ところで、前回の整備の記事で気がついた人もいるかもしれないが、
こちらは耐熱パテを買ってきたので、次回整備時に
穴埋めをする予定。
いつかスイスイ走る日を夢見て整備を続けるnecobitなのであった。
そして決意するのであった。
高くてもトルクレンチ※は買おうと。
※締め付ける強さを数値で指定できるレンチ。
これとマニュアルがあればネジが舐めたりするのを
最小限に抑えられる。ハズ。

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