ピアノを求めて三千里 -1、店選び編-

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念願の、生ピアノを置ける環境が
いよいよ作れそうなので、早速計画を練る事にする。

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まず重要な2択。

グランドピアノか、アップライトピアノか。
実家に置いてきた、グランドピアノ。
G3(W)というそこそこのサイズのグランド。
音質面や、弾いた気持ちよさでいうと
当然グランドなのだが、グランドを置くと
部屋が一部屋つぶれてしまう。
音がでかすぎて苦情が心配。
できればサイレントにしてMIDIをつけたい。
てなわけで、今回新たにアップライト購入を考えた。

引っ越しも一緒にあるので、予算は、少ない。
そして、必ずしも新品の方がいいという訳ではない事は、
なんとなく想像がつく。
選択の余地なしで、中古に決定ー。

種類が決まったところで、購入方法を考える。
ここが一番重要なところだと思うので、
ひたすら情報収集していると、中古ピアノを
売る所や方法にもいくつか種類がある事が分かってきた。

1、ヤマハ、カワイなどメーカー公認の特約店

ほとんどが、「リニューアルピアノ」と呼ばれるもので、
引き取ったピアノの中身の消耗品をほとんど新品に
交換して販売している。
在庫が豊富な点と、メーカー保証がある点がメリットで、
デメリットは、(多分)中間マージン等も含めて、少し高め。

2、ピアノ工房系のリニューアルピアノ

調律師の人たちが引き取ったピアノを直接自分の
工房で修理、調整して販売しているもの。
少人数であればあるほど、一台一台に対する愛情が
感じられるのがメリット。
デメリットは、大規模な所はあまりないので、
在庫が少ない点。
月産2台とか3台の所もある。

3、ピアノ工房や調律師さんのリニューアルじゃないピアノ

2に近いところもあるが、こちらは弦張り替え等はせず、
現状をなるべく良い状態にするような調整、修理のもの。
調整が軽い分、値段が安くなっているのがメリットで、
デメリットは、その分、上二つに比べて内部パーツが古いままの
部分があるので、状態は少し劣ることがある点。

4、個人売買

個人売買でピアノを手放す人の中には、
既に部屋のオブジェ(物置?)となっている人なんかもいて、
場合によっては二束三文で譲ってもらえるのがメリット。
デメリットは、そういうものであればあるほど、
状態は期待できない点。

てなとこかな?
大きなチェーンだと、「店名 評判」とかで、
検索すると、意外な評判が出てきたりするので、
やってみるといいかもしれない。
ただし、あくまでほとんどが個人が書いている
内容なので、鵜呑みにし過ぎもご用心。

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作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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