カブ105、ナメたブレーキパッドピンを回す方法

Nチビメンテの前にちょっとやってナメた
カブ105のブレーキパッドピン外しに挑戦。


カブらしからぬ見た目だがNS-1のフロント周りが入っている。


ブレーキキャリパーのメクラネジを外すと問題の
ブレーキパッドピンが現れる。


綺麗な丸してるだろ…うそみたいだろ…六角なんだぜ…これ…
というわけでなんとかしてこれを外さなければ
キャリパーのメンテはおろかパッド交換すらできないのだ。

前回試したことはヘックスソケットをガッチリ叩き込んで回す、
逆タップを立てる。
逆タップでダメだったのでキャリパー買い替えも覚悟したのだが、
最後にまだ一つ試していないことがある。


T40のヘックスローブソケット(トルクス)を用意します。


ヘックスローブはヘックス(六角)と違って、
六芒星みたいに角がとがっている。


こいつをハンマーで叩き込む!
カーン、カーン、カーンと住宅街に響き渡る金属音。
徐々に喰い込んでいく感触あり。
ヘックスよりも少し大きいサイズなので
ガッチリ喰い込めば大きなトルクにも耐えられるはず!


喰い込んだら600mmのスピンナハンドル、
これは1/2用だけど3/8のアダプターをかまして
ねじ切る覚悟でグッっと力をこめると…

20160511cub105 - 6
キタキタキタキター!

20160511cub105 - 9
下も回ったー!

20160511cub105 - 10
というわけで無事ブレーキパッドピンを外すことに成功した!
この間ヤフオクで中古キャリパーを競ったあげくに落札できなかったけど
それもきっとまだあきらめるべきではないというお告げだったに違いない!


ヘックスローブを抜いた後は綺麗な六芒星に凹んだ
ブレーキパッドピンになりました。捨てました。
新しいブレーキパッドピンにはもちろん
スレッドコンパウンドを塗りこみましたとも。

今回は外すだけ、ピストンの動きがかなり渋くて
ブレーキのかかりが変なので次回オーバーホールしよう。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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