さてさて、納車の熱も冷めやらぬウチに、
しばらく走って気がついたところの最低限の整備はやっておこう。
それが中古車の鉄則(?)
納車前に色々調べてみたら、どうやらレギュレーターの放熱効果に
難ありということなので、そこからいこう。
レギュレータ、レギュレーター、レギュレター、一体どれが正解なのか、
それはジーナさんと私だけの秘密。
レギュレター
ものすごく簡単に書くとエンジンで発電した電気を丁度いい量だけ
バッテリーに充電するために電圧を調節する。きっとそんなものに違いない。
んで、その過程でかなり熱が出ると。
んじゃあ出来るだけ冷たい空気が流れるようにしておかないとね。
※画像は全部クリックで拡大します
エンジン、近くねぇ…?
レギュレターの矢印の左にある黒いのがエンジンである。
熱に弱い部品をエンジンの超近くに置くって一体どういうことだろう?
まあ20年前のバイクに文句を言ってもしょうがないので、
ただの黒い箱のレギュレターに、
ヨドバシで買ってきたパソコンのメモリ用ヒートシンクをつけてみよう。
丁度よいサイズと思いきや、微妙にヒートシンクの方が大きい。
が
のこぎりのなければヤスリもない。
そこで、
ペンチで引きちぎって地面で削りました。
おかげで手にマメができました。
加工途中。フィン一本分だけ切る。というか引きちぎる。そして削る。
とりあえずペトッと貼り付ける。
おお、ぴったり。
でもさすがに普通の両面テープだけじゃまずかろう。
これでひとまず放熱対策はオッケーということで。
本当はエンジンから離した場所に移設したほうがよいらしいけど、
まあステーもないし、ひとまずこれで様子見。
あとは納車した帰りに気になったアフターファイヤー。
なんでもキャブ(キャブレター:ガソリンと空気を混ぜて
エンジンに送るところ)の燃料が薄いとなるらしい。
エンジンブレーキの最中になるということは、つまり
アクセルが全閉の時だ。
アクセルが全閉ということは、パイロット系だ。
(どうしても簡単に説明できない、というか、自分でも完全には
理解できていないので、わからない人はスマンですが
「キャブレター」「パイロット系」で色々調べてみて欲しい。)
ジェットを変える前に、まずはパイロットスクリューを調整してみよう。
赤線の部分にV型にキャブレターがついている。
記事最初の画像と併せてみれば大体の位置がわかると思う。
んで、こいつの、
向かって右側のキャブのパイロットスクリューがここ。
(ドライバーの刺さっているところ)
んで、まずはこいつを締めこんで、締め込みを数えて
現在のセッティングを確認する。
2と1/4回転戻しだった。
んで、濃くしたいので、こいつを2と1/2回転もどしに変更。
緩めると濃くなる。締めこむと薄くなる。らしい。
これでエンジンを始動して、暖気後、
試走してみたところ、バッチリアフターファイヤーが消えた!
ワーイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワーイ
やっぱりモリワキフォーサイトマフラーでちょっと
抜けがよくなってたから薄かったのかな。
ちょっと心配だった濃くなってことのガボつきもなかったし、
うーん、これだけ思い通りにセッティングできるととてもうれしい。
というわけで、初回のメンテナンス終了。
末永く乗れますように。
ちなみに冒頭の火傷はこの直後に起きた。
ジュワッ
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