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今回は「サイレントユニットをつけて、普段はそれで弾く」方法。
この、サイレントユニットというものがどういうものかというと、
スイッチを切り替えると、ピアノのハンマーが弦に触れる
直前に止まってピアノ本体の音が出なくなる。
そして、鍵盤の下につけられたセンサーで鍵盤の
動きを感知して、ユニットのMIDI音源を鳴らす、という
仕組みになっている。
当然、本体の音が出なくなるので、防音、という面から見ると
一番効果があるといえるかもしれない。
しかし、一番の問題は「生ピアノではなくなる」
ことだと思う。
今電子ピアノを使っているが、不満な点はやはり
そこなのだ。
自己満足の問題ではなくて、電子ピアノは
アコースティックピアノに比べ、どうしてもダイナミクスの
レンジが狭い。と、思う。
もちろん電子ピアノでもpppの音からfffの音まで
出せるが、強いタッチが頭打ちになってしまうのが
どうしても気になる。
ただし、夜も気兼ねなく弾けるので使用する場面は
多いと思う。
代表的なサイレントユニットは、
ヤマハ、コルグ、ピアノスクエア
といったところ。
アジア系のメーカーで、GENIOというところもあるらしい。
今回ピアノを購入したお店の人に聞いてみると、
以前はテクニクスというメーカーのものが一番よかった
らしいが、その技術を譲渡して、今はコルグが一番
よいと言っていた。
ので、
ねこびピアノではコルグのサイレントユニットを
つけることにした。
実は消音のほかにもねこびにとってうれしいのは、
生ピアノを弾いたニュアンスがそのまま
MIDIでMacに録音できちゃうということなのだ!
DTMベースが主だったnecobitに革命が起きるか?
…そのためにはまずうまくならなきゃね。
集合住宅で気をつけなきゃいけないのは、
ピアノの音は消えても、打鍵とペダルの音は
階下に伝わるということ。
結構、ガコガコいうんだよね。生ピアノって。
下にマットを敷いたり、その辺の対策は併せてやろう。
2007.11.20追記
ちなみにサイレントユニットは大抵のピアノにつくが、
ユニット自体が88鍵サイズに合わせられているから、
88鍵ではないピアノにはつかないそう。
今回、ヤマハP1というピアノを安く譲ってもらえる話も
あったのだが、85鍵で装着ができなかったのであきらめた。
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