M5Stack用MIDIモジュール2とは
M5Stack用MIDIモジュール2は、M5Stackシリーズに
DIN5ピンのMIDI IN/OUT(THRU)、
オーディオ信号出力、シンク用パルスアウトを追加するモジュールです。
!ご注意!
(-1)バージョンについて
(-1)にはアンプ、スピーカーが搭載されていません。
GPIO26による外部出力、シンクアウトは以前のリビジョンと同じように可能です。
M5Stack Fire でご使用の注意点
M5Stack Fireで使用した場合、Wi-FiやPSRAMを利用すると正常動作しない場合があります(2019年4月現在)。
CORE2対応について
2020年11月にCORE2対応版としてマイナーアップデートしました。
基板にRev.1.1以降が書いていないものはCORE2ではピンが噛み合わず
利用することができません。
自力で貼り替えをすれば使えます。また、アップデート直前の少数のみ
噛み合うタイプのピンが搭載されてるものがあります。
M5Stack用MIDIモジュール 1 との違い
- 拡張可能だったMIDI THRUコネクタを廃止し、
MIDI OUTと兼用としました - 3.5mm出力端子を追加しました。
RにGPIO26からの(オーディオ)出力、
LにGPIO5からのシンク用5V出力が接続されています。 - スピーカーを搭載しました。
通常のオーディオ系出力はGPIO25から出ていますが、
出力を26にすることで
モジュール側のスピーカーから音を出すことができます。 - M5Stack社の全面サポートによる
BASE26のケースをベースにした専用ケースになりました。 - 組み立て済みで、お届け後すぐに使えるようになりました。
※M5Stack本体は別途ご用意ください※
ピンアサイン
CORE2以前
DAC1:25(M5Stack内臓スピーカー)
DAC2:26
MIDI RX:16
MIDI TX:17
シンク用クリック:5
アンプの電源スイッチ:2 ※(-1)には非搭載
CORE2
DAC1:25(どこにもつながっていません)
DAC2:26
MIDI RX:13
MIDI TX:14
シンク用クリック:19(CORE1のジャンパを利用する場合は33)
アンプの電源スイッチ:27(CORE1のジャンパを利用する場合は32)※(-1)には非搭載
使い方
MIDI IN
外部からMIDI信号を入力します。
MIDI OUT/THRU
M5Stack本体から外部にMIDI信号を出力します。
また、ソフト側でMIDI INからの信号をそのままOUTに出力することで
MIDI THRU機能にすることもできます。
スピーカー ※(-1)版には非搭載
M5Stack内臓のものとは別にスピーカーを搭載しています。 ※(-1)には非搭載
GPIO26に出力することで外部スピーカーから音が出ます。
GPIO2をHIGHにすることで接続されたアンプが有効になります。 ※(-1)には非搭載
次の項で説明する3.5mmプラグにケーブルを接続すると、
スピーカーからは音が出力されなくなります。
その際 GPIO2をLowにすることで
アンプをシャットダウンすることができます。 ※(-1)には非搭載
AUDIO/SYNC OUT
3.5mmオーディオプラグです。
R側にGPIO26からの信号が出力されます。
GPIO25に強制接続されているアンプは
通らない内臓DACそのままの出力です。
L側にGPIO5から 5Vに増幅されたHIGH/LOW出力ができます。
この出力にパルス信号を乗せることで
KORG Volcaシリーズ、teenage engineerなどと
テンポシンクをすることが可能です。
→ M5Stack用MIDIモジュール新機能紹介動画をYouTubeでみる
M5Stack CORE2での使い方
CORE1という呼称は存在しませんが、わかりやすくするためにCORE2以前のM5StackをCORE1とします。
基板面のJP1等の右の銀色の部分を「ソルダジャンパ(ソルダジャンパー)」と言い、
ここにハンダを盛って左右をくっつける(ショートさせる)ことで設定が切り替わります。
CORE1の場合はJP1,JP3をショート、
CORE2の場合はJP2,JP4をショートさせてください。
CORE1のジャンパー設定のままCORE2で利用することもできますが、
その場合GROVEポートは使えなくなります。
購入時はCORE1のジャンパーがショートしています。
CORE2での出力ピンの設定
CORE1では内臓スピーカーに繋がっていたG25のDACはCORE2ではつながっていません。
内臓スピーカーは新しいI2Sのスピーカーに出力しましょう。
(サンプルスケッチは追って準備します)
CORE2+Arduinoで使う時の注意点
Serial2の入出力ピンが変更になった関係で、
MIDIライブラリの「MIDI.begin();」は使えません。
代わりに「Serial2.begin(31250, SERIAL_8N1, RXD2, TXD2);」
を入れてください。
サンプルスケッチ
https://github.com/necobit/M5Stack-MIDI-Module
Arduino-IDE-Sketchの中にあります。
CORE2対応のサンプルスケッチはただいま準備中です。
ご購入はコチラ!
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宮田陽輔
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