洗面器をつくったっきり何も作っていない自作FRPモノだが、
作りたいものはたくさんある。
作らないのは理由がある。
材料が手元にそろっていないのもあるが、
それより問題なのが硬化した後の話。
何がどうって、FRPだから、硬いんである。
少なくともダイソーの弓ノコじゃ歯がまるでたたない。
で、当然電動工具の出番になるわけだけど、
1980円のディスクグラインダー、
これがまた、とにかくうるさい。
そして粉塵がかなり舞う。
ウチは線路沿いなので、もともと結構騒音がでかいけど、
電車は通過する。しかしグラインダーは通過しない。
つまりいきなりなったらびびる騒音が切断中は常に最大音量でなる。
この音量、さすがに集合住宅で許される音量ではない。
グラインダーの値段が上がったところで、一番うるさいのは
切断中、つまりディスクとFRPの摩擦(というのか?)音なので、
高速で回る円盤が硬いものにぶつかり続ける以上回避できない音だと思う。
まあ、実際に切断している時間て小さいものであれば
数分だけど、それでも躊躇するぐらいにこの音はでかい。
今までとっていた対策は、
電車の通過にあわせて切断。通過し終わったらいつでもオフ
これが一番効果的(今のところ苦情無し)だけど、あまりにも効率が悪い。
だって電車がたくさん通ってても
2,3分に15秒ぐらいしか動作できないんじゃどうにもならん(笑)
後、粉塵。
切断中はとても細かいガラス繊維の粉が舞うので、
これも苦情こそもらっていないものの、できる限り飛散を防ぎたいところ。
で、色々と考えているうちに色々なボツ案が浮かんでは消えていった。
代表的ボツ案
ピアノが入っている防音室の利用。
![]()
マジでそうすれば一発で解決できるんだけど、
どうがんばっても粉塵が充満する。ピアノ死亡。
養生すれば、とか、何か作業箱を作る、とか、考えてみたけど、
どれも粉塵の充満を防げるとはとても思えない。
中に舞った粉が舞い降りて、体につくと、
それはもうえもいわれぬかゆみを誘発することでしょう。
なので、音の面はクリアできるだけに非常に残念ながら、ボツ。
発電機や車用インバーターを導入して河原や工業団地などの
もともとやかましい野外で作業する、というのも考え中ではある。
果たして定格消費電力600Wのディスクグラインダーを動作させるために
どれだけの電力が必要になるのか。
「600Wて書いてあるんだから、600Wじゃないの?」
そう思って、1000Wの車用インバーターを楽天で調べると、
2万ぐらいからあるみたいなんで、まあ他にも色々用途はあるし、
この作戦で行こうかなーなんて思っていると、
「モーターを使用する機器は、定格消費電力の約10倍が
最大消費電力の目安になります。」
なんてことがインバーターのメーカーページに。
えーとつまり、600Wかけることの10で…6000W!?
一応、楽天で調べてみると、値段も10倍程度に落ち着く模様。しかも3000Wまでしかないし。
10倍必要ってのは本当なのだろうか。
なんかこう、やっぱりヒューズが飛んだりするんだろうか。
??
6000Wっていったら、一般的なコンセントで大体使える
1500Wという値の4倍じゃないか。
それを普通にコンセントで使うことは何も問題ないのだろうか。
んで、調べを進めると、インバーターのほうにもサージ出力といって、
瞬間的な付加にどれぐらい耐えられるか、という出力があったりして。
定格消費電力、最大消費電力
継続出力、サージ出力
わかるかー!
(ノ`Д´)ノ彡┻━┻゛:∴
つーか、10倍必要なら、グラインダーは定格出力表示じゃなくて、
最大出力表示がむしろ必要なんじゃなかろうか。
とまあ、なんかパニックになってきたところで、調べ物終了。
もうちょっと考えを煮詰めたほうがよさそうだ。

コメントを残す