KiCadで設計 MIDI Shield→MIDI Recieve Shield その3

MIDI IN/OUTを搭載したArduino用シールドの設計が終わったものの、
ターミナルブロックでの接続をしたいと思ったので
再度設計やり直し。

1
回路図。
ターミナルブロックで相当の面積を専有するので、
MIDIは送信側は省略して、受信だけとした。
全てのピンを2ピンにしてあるのは、
海外通販で2ピンのターミナルブロックを100個購入したからである。
(余談だが、100個で6$以下だった)

回路図を描くのがうまい人は配線を曲げることが少なく
とても見やすいんだが、全然そんな風には描けない。
それも経験値がたまればできるようになるんだろうか。

2
レイアウト案その1。
Arduinoテンプレートをそのまま活かしてみたが、
ターミナルブロックが内側を向いているし左側は
下のArduino本体の端子に接触しかねない感じで
どうもイマイチだったので、形を変えることにした。

3
Arduinoのピンソケットの外側にターミナルブロックを配置。
おさまりがいいのでこの案で行こう。
左上のスイッチによってシリアル通信とMIDI受信に使う
D0,D1番ピンの接続を切り替えられるようにした。
MIDI端子が接続されているとArduinoのプログラムが
書き換えられないのでその対策。

で、配線までしてふとターミナルブロックの仕様を確認したら
なんと5.08mmピッチではなく5mmピッチだった。
一つの誤差が0.08mmでも4つ並べると0.32mm。
早めに気が付いてよかった。
ついでに外形も少し違うようなのでフットプリントを
少しスリムに修正↓

4
ピンソケットと比べるとターミナルブロックがいかに
でかいかというのがわかる。
ピンヘッダにしてフラットケーブルでつないだ方が
使いやすいんじゃないのなんてのも考えたけど、
やっぱり一番汎用性の高いターミナルブロックがいいなってことで

5
これにて完成。

発注は初めてElecrowというところを使ってみた。
5cm×5cmを超えてもかなり安いのが魅力。
2016年3月時点で5cm×10cmで送料を入れて17.52$。
2150円位。価格破壊にもほどがある。
全て英語だけどやることは同じなのでこれといって
引っかかったところはなし。支払いにPaypalが使えるのは簡単でよい。

この発注の時期が2月の10日と旧正月まっただ中にも
かかわらずElecrowは旧正月あけから素早く生産してくれた…

その後の配達が待てど暮せど進まない。

6
結局発送までが8日、発送から到着まで20日。
長かった…。配送会社を指定すれば(有料)
もっと早く配送してもらうことも可能。
一番安い配送会社だから仕方ないね。

7
早速一台組み立て。

そしてやっぱり動かなくてものすごく落ち込んだのだが、
調査の結果ダイオードを逆さまにつけてたね。
なんという凡ミス。


つけなおしたら無事動作。
インターフェースシールドなので
これ単体で何ができる…というわけではないのだが、
ここから派生させて色々なものが作れると思ってくだされ。

しかしまだまだ「あれをやるにはどうすればいいんだろ?」
と毎度調べるしょしんしゃレベル。
どんどん作って慣れようそうしよう。

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