地獄という割にまだ一回しか交換してないけど。
KLEENとK-TRICを外して、ぶっちゃけここまでなら
性能向上というより邪魔くさいものを取って
アクセルワイドオープンの時のフィーリングが
変わるだけ、だと思うんだけど、
フタを外すとこんな感じ。
黄ばんでいるけどまーここはいいっしょ。
見たいのは外したフタ。
KLX250Rのものに交換。
これがブタ鼻交換と言われるそうな。
吸気口の面積が全然違うので、
さすがにこりゃ要セッティングだろう。
昔は純正部品を買うのも大変だったけど、
最近じゃカワサキのサイトで品番調べて
Webikeで注文と全てネットで買えちゃう。便利。
とりあえず現状確認のため、タンクだけつけて走ってみる。
全く走れないかと思いきや普通に始動して走れた。
回転が軽く上まで回るフィーリングには感じるのだが
トルク感が薄いのでもうちょい濃くした方がよさげ。
そりゃ空気が入る量が増えたのに燃料は
元のままなんだから当たり前だ。
ちうわけでキャブセッティングに入ろう。
マニュアルには書いてなかったけどリアブレーキの
マスターシリンダーは外した方が手が入りやすいので楽。
というか…このバイク…狭い!
単気筒だけど色々と密集していて知恵の輪みたい。
摘出された車体。
結局エアクリ側のダクトも外した。
狭いよ本当に。
フロートは黄ばんでいるけどまあ全体
それなりに綺麗。今まで普通に走ってたんだから当たり前か。
メインジェット118、スロージェット35。
いわゆるノーマルだった。
フロート周り、メイン、スロージェットを外して
ひっくり返すとなぜかこんなワッシャーが落ちてきた。
…これ…何…?
パーツリストとにらめっこしてもこんなものはない。
パイロットスクリューの奥に似たようなものが
あるが、そもそもパイロットスクリューは外していない。
ニードルのクリップ代わりに入れられていたとしても
ここはフロート側なので落ちるなら逆側からのはずでは。
考えられるとしたらメインジェットの裏側に
挟まれていたとかだと思うのだが、そうすると元の
張り出し具合と変わっちゃうんだよなぁ…。
どうしてもわからなかったのでとりあえず
見なかったことにして、メイン130、スロー38に交換。
はいやっちゃったー。ニードル側を開けるのに
慎重に慎重にやったつもりがナメちゃったー。
持っててよかったネジザウルス。
次回新しいネジに変えよう。
中は特に問題なし。
そして元に戻す作業、これがまた大変だった。
初めてというのもあるのかもしれないが
やはり狭くて色々納まらない。
なんとかそれっぽい場所に突っ込んだが
エアクリ側のマニホールドにキャブが差し込めず
あーでもないこーでもないとこねくり回す。
そしてなんとか装着完了。
というわけで、レッツ試走!
…アクセル大きくひねったときのトルク感は
上がったが、アイドリングがガボガボ安定せず、
そして回転が落ちるのに時間がかかる。
とりあえずスローを元に戻すか…
と思ったけど、もう一回キャブ外して付け直す
気力がもうなかったので続きは日を改めて。。。
KLX250キャブセッティングの続き
キャブ周りだと一番小さいネジザウルスがオススメ。
マイナスのなめちゃったジェット本体も
破壊しながらも摘出できる。
ENGINEERネジザウルスm2(小さなネジ対応)PZ-57 |
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