ミシンでつくる、可愛げの無い!大物。
猫生活に欠かせない、汚れたら家の洗濯機で洗えるか。
トイレはちゃんと所定の場所でやってくれるけど
毛玉を吐くのは出たとこ勝負です。
そしてもうひとつ、干したら一日できちんと乾くか。
丸洗いできても何日も干してるようじゃ、使いにくい。
猫の運動会じゃ、全速力ダッシュで方向転換したりもしますから
爪が引っ掛かっても糸のループが出ない。
というわけで、絨毯系・織物系ラグではなく…
気兼ねなくガンガン洗って使い込める敷布タイプのラグ!
2種類の布をつないで、さらに土台の布と合わせて、厚みもしっかり出しますよー。
布を切って、縫いつなげて、しましまの一枚にする。
(画像は全てクリックで別ウインドウ拡大表示できます)
単色では人気低そうな…実際売れ残りセールになってた、少々ビミョーなパープル。
そして、ねこびたまお気に入りの、ぽこぽこ感のある和風な生成りの白。
カットした2つの布の、表どうしを合わせて
とりあえず待ち針で留め
ラグだから一辺の長さがとにかく長い!
途中でズレて困らないように、しつけ縫いもちゃんとやっときます。
で、縫う前に改めて待ち針を打ち直す。
端っこ2カ所→半分の真ん中→そのまた半分の…と打っていくといいらしい。
合わせた布を直線縫い。
待ち針を、あらかじめ
ちゃんと決めておいた縫い目ラインをまたぐように留めておくと
なるほど!目印になって縫いやすい。
待ち針を刺したまま、ミシンで縫うってのも見かけたけど
一回カツン!と
ミシン針と待ち針が当たる音を聞いてから、直前で待ち針を引っこ抜いております。
で、縫い代を割るところですが…
長いのをいくつも縫い合わせるので
できれば縫う回数が少ないほうがいい… 楽 だ し
パカっと割らずに、縫い代を白い布の方へまとめて倒す。
裁ち目かがり縫い1回で済ませます。
この作業を、
カットした布のぶんだけ何度も繰り返すと…
なんと!
一枚の大きな縞模様の布が!
あっコラ!!!
…ぽちびっとが失礼いたしました。
同じ幅のしましまじゃなく、だんだん狭くなるボーダー?ストライプ?どっちだっけ?
ま、とにかくこれは
同じ幅でカットした布のひとつを、半分の幅に
その半分にしたうちのひとつを、さらに半分の幅に…
てな感じで切っていけばいいので楽チン。
土台の布と、しましま表布を合わせる
はい、別の大きな一枚布が出てまいりました。
えっ、コレそのまま使えばいいじゃん?
…いやいやいやいや。使ってましたけどもー。
布一枚じゃ、ちょっと薄くて
底付き感というか。足に床の感触も通ってくるのがイマイチ。それなら床のままの方がマシ。
しかし真夏で裸足でも、ペタペタしないで布地がさらっと当たるのがいいー!
では
この元々大きな白い布に、
さっきの紫・生成り白しましま布を乗っけて…
あーもう!!コラコラコラ!!!
こんなんが3匹いるから
大事に気を遣うような繊細オシャレラグなど買う気になれない。
さて、合わせてみて、全体を見渡してみて
なぜか 測って切ったはずなのに紫と生成り白の長さが合ってない…
…。
…変に余って飛び出してる部分を、切り取ります。けっこう出たな…
そうそう、そんで
前回のネコベッドの時に気がついたことで
もともと布端の処理がされているもの(三つ折り直線縫いとか)
それそれ、その咥えてるヒモみたいなやつね。
別のカタチに加工するにあたっては、変な段差が邪魔になるだけなので
こいつも切り落としておきます
…って。
なんで布をカットした段階で切っておかなかったんだろう…
そして、土台の白い布の方が大きいので
表のしましま布に合わせて、余り分をカット。
ここでやっと、出来上がりサイズが(だいたい)確定する!
…何やってんだ手順で進んでおります。生温く見守ってください。
表のしましま・土台の白布を、乗っけただけの状態で
まず中心部に重しを置き、
液晶保護シートを貼るかのように!真ん中から外へ外へシワを伸ばしていきます。
猫に突っ込んで来られると危険なので、待ち針は使わずに
クリップで留めといて
これもまた、辺の真ん中からスタートして角へ向かってしつけ縫い。
さすがにこれは、ぜんぶ広げてやれる場所じゃないと
ズレちゃってどうにもうまくいかなかったので
猫がケガしないようとにかく気をつけて作業を進めます。
んで、ちゃんとシワとヨレを伸ばしてみたら
まだ余りが出たのでそれもカット。
あとは表布と土台をくっつけるだけ!?
と思ったけどそれだと
デカいサイズなのにはじっこの辺だけが合わさってる状態
そりゃ〜ちょっと心許ないような気がしまして…
布端の処理の前にまず、
しましまの、生成り白の部分の端っこを
これもまた中心から外へ向かって直線縫い、土台布に縫い付けていきます。
ちょっと写真わかりにくいですが、クリックすると別ウインドウで拡大できます。
(真ん中から半分を縫った状態)
布の角は、額縁縫い
さてさてようやく、あとは端っこの処理で終わり!?
そこでふと気がついたのは
角の部分
…これガムテープで箱閉めるような時も困るんだよね。
検索したら「額縁縫い」という方法があったのでやってみたー。
※写真の、白い布が土台の裏面・紫が表布※
出来上がりラインで端を折り、二辺の合わさる角でつまむ。
立たせた角を
畳む。…折り紙であったねこういうの。
アイロンか何かで押して折り目をしっかりつけてから、開くと
辺に対して斜めに横切るラインが出ますので、印をつける。
布の表にも同じようにラインが出てるので、印をつける。
印をつけたラインを合わせる。なーむー。
合わせた先っちょを引っ張れば、布が裏返って平らになるので
縫いやすいように整えてから、ラインの合わせ目を縫う。
縫ってから、元の向きに戻した状態がコチラになります。
そしたらドキドキ…
縫い目の上、とんがり部分をカット!
ああ…もう後戻りできない…
ん?でも見えてきたぞ…これは成功してる予感だぞ…
この切り落としを、中へグイグイっと尖らせていけば…!
おおおおおっっっっっ!!!額縁だっっっ!!!
すげー!だれが考えたのコレ!
端の裁ち目処理して、完成ー!
思いの外、うっかり額縁縫いがうまくいって
ウキウキしたところで
また改めて全体を見渡すと…なぜか 縫い代の幅がまるで揃ってない。
どうしてこうなった。いや、なんでそうなるの。かな…
切りっぱなしのほつれ止めをしなければならない
ですが、
裁ち目に合わせてかがり縫いをすると、表にも見える縫い目がぐにゃぐにゃになる…
どうする!どうするー!(とりあえず説明書を読む)
縫ってから余ったところを切る、三点ジグザグ縫いってのがあったよ!
とにかく表から見て、まっすぐ縁取りっぽくなるライン優先。
裏側も、なんとか整った見た目になった…。
で、ひっくり返せば〜
出来上がりなんだぜ!
さっそく一番乗り。ねこびたまもご満悦なご様子。
猫はホントに、びっくりするほど何か敷いた上に乗るのが好き。
細い2本のしましまが、スポーティーというかジャージっぽいというか
ちょっと昭和なレジャーシートみたいというか
この垢抜けない可愛げの無さは、3色・4色と色数増やしてもいいなー。
カメラ:Apple iPad(第3世代)
使用アプリ:
Snapseed
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料
作業自体は、真っ直ぐ縫って、裁ち目かがり、ほぼこの繰り返し。
ただなんせデカい!(だいたい)180センチ四方。
繋がって大きくなるほど、重みも増感。
布そのものの重さでズルズルと引っ張られさえして
意外な扱いにくさもありました。
ミシンで縫い始めてから
ちょっとでも曲がる気配がしたら、すぐ止まって向きを整える!
時には押さえも一度上げて、いったんヨレを直す!
厚みの段差なんかでも同様に
どうにかなるさー!で、ぬおぉぉっと乗り越えずに
状況が変わった瞬間ほど
ゆっくりしっかり一歩ずつ…なんか登山みたいな感じで。
そのあたりに気をつけると、
無理っぽいところが、あららすんなりと進んでいくから驚きだー。
今回はぜんぶ家にある布を使用てことで、材料費=0円!わーーー
ナチュラルアジアンエスニックモダンソファーカバーベッドカバーテーブルクロスこたつ上掛けコ… |
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