Arduinoのススメ

4月にArduino UNO R3を買って半年。

arduino uno

一体これの何がいいのか、というのが少し分かってきたので
書き連ねてみようそうしよう。

1、USBポートに挿せば動く
まずこれがすごい。
例えばなんらかのマイコンを動作させようとしたら
自力で電源を用意しなければならないが、これはUSBケーブルで
PCと接続すれば自動的に給電される。
マイコンを動作させるためにはマイコン以外に
オシレーターやら抵抗やらコンデンサが必要だったりするが、
全部ついてる。
つまりハードウェアの知識ゼロでマイコンを動作させられる。
これはすごいことですよ。

2、シールドの存在
これが初心者のハードルをぐーーーーーーーっと
下げてくれる大きな要因と言えましょう。
例えば「マイコンで液晶になんらかの文字を表示させたい」とすると、
配線の接続の仕方を分かっていなければならないが、
シールドといって本体にガチャーンと合体させるボードを使うと
tempmeter
ただ本体に差し込むだけで接続が完了。
半田ごてがなくても動くものが作れるし、
配線ミスで液晶のライトをぶっ飛ばしたりすることもありません。
(一回シールドじゃない液晶でやった)
徹底的に初心者が引っかかりやすいポイントを先回りした
商品が用意されている、これはとても心強い。
もちろんある程度知識がついてきたら自力で
作れるようになれば、シールドを買うよりも安くて自由度が高い
方法が取れるようになる。

3、ソフト開発がC言語でシンプル、Macも対応
arduino ide
これはArduinoが提供している開発環境。
ものっすごいシンプルでわかりやすい。
近頃の開発環境は日進月歩で、ちょっと前の
解説本とかを読んでも画面構成は違うわ
設定項目は違うわファイルのリンクは違うわで
応用ができない初心者にはとても難解なものだけど、
Arduino IDEは元々がシンプルで難しくなりようがないので
ほとんどちょっと前の資料がそのまま参考にできる。

4、オープンソースライブラリの充実
例えば今necobitが勉強中のMIDIを制御する方法、
これもオープンソースライブラリが作られており
シリアル通信やらUARTやらをほとんど意識することなく
開発をすることができる。これはもう感動ものでしたとも。

5、逆引き的に学習ができる
通常であれば回路図を読めるようになり、
それを再現できるようになり、それに適切な
プログラムを走らせられるようになってようやく
実際に動作するものができるけど、
このシールドやらライブラリやらを使うと
まず動くものができちゃう。
そしてそれがなぜ動作しているのかというのを
調べながら学習していける。
プログラムできない、電気の知識もないnecobitが
一番大変なのは「ハードとソフトの知識を並行して
学習する必要があること」だったので、
これらの二つを徹底フォローしてくれるArduinoは
まさにまってました的な存在だった。

当分の間Arduinoをプラットホームにして
色々と学習して行こうと思っているnecobitであった…。

Arduinoをはじめようキット

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