KLX250、タイヤ交換(前だけ)


今履いているVE-35はオフロード走行では
文句の付け所がないほどグイグイ喰らいついてくれるのだが、
舗装路ではその接地面積の少なさから
ブレーキで「バルバルバルバルズザー」と急ブレーキ厳禁!
な走りを強いられる。

というわけで、もうちょいオンよりのGP-110に履き替えてみよう。

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リアアクスルのナットを外す27mmのソケットもメガネも
持ってなかったよ…。

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ちうわけで今日はフロントだけかえることにした。

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作業台として木枠を作るというのがスタンダードらしいけど、
要はリムやディスク、ベアリング等を保護するためなので
交換予定のタイヤを下に敷いて作業するよ。

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外すのはチューブタイヤでは特に苦労する点なし。
リムプロテクターとタイヤレバーは3本あると
便利そうだなぁと思いました。(2本しか持ってない)

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ほい取れた。

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新旧比較。
左IRC VE-35、右IRC GP-110
見比べると舗装路での接地面積がどれだけ違うかがわかる。
VE-35は正立状態で1/4しかブロックがない。
GP-110は正立するとほぼ切れ間なくブロックがある。
こりゃ舗装路では違いがわかりやすそうだ。

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ブロックの高さもGP-110の方がだいぶ低い…
これ車高変わるんじゃね?

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そんなに高くないしついでなんでチューブも変える。

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上に乗ったり立てて手ではめたり。
この時点ではまだするするっと入るので楽勝。

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片側はまった。

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ここでチューブを入れる…時点でふと気がついた。
タイヤに指定されている回転方向
(見づらいけど黄色矢印のそばに書いてある)
がこっちで、KLXのディスクは左側だから…

逆か

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はいというわけで一旦外して逆にしてチューブまで入れたら
バルブを仮止めして少しだけチューブに空気を入れて
内部でのねじれとかを自分の膨張で修正してもらう。

その後タイヤをはめていくのだが…

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こんな感じでチューブごとタイヤレバーで挟むと
あっさりとチューブに穴が開いて新品のチューブが
オシャカになるので慎重にすべし。

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入れやすくするためのビードワックス…の代わりに
薄めた中性洗剤。ほんのちょっとで十分。
これがチョイチョイとタイヤのフチに塗ると
それまで「グ…ググ…」と耐えていたのが嘘のように
ヌルっとはまる。

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タイヤレバー2本と足をフルに使ってはめる。
やっぱりレバーとリムガード後1本欲しいね。
(足の代わりに)

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無事はまったら全力で足踏みポンプを踏んで
空気を入れる。コンプレッサー?
あったらこんなことしないよ!
(ガッシュガッシュガッシュガッシュ)
だいたい3kgも入れるとビード上がるので
上がったら少し抜く。

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んで、KLX250乗りがホイールを外すと高確率で
破損するメーターセンサー。(真ん中の黒いの)
内部のセンサーの突起とホイール側の切り欠きを合わせて
アクスルを突っ込んだら今度はセンサー外側の
切り欠きとフォークの突起を合わせてアクスルを締め込む。
規定トルクは89Nだったかな?だけど、途中でこの
センサーが共回りしはじめちゃうのだ。
すると樹脂の切り欠き部がメリメリと
削れて破損というのが定番の失敗。
このKLXも一度やって少し削れてる。
本当はセンサーを固定する特殊工具が必要なんだけど、
その代わりに針金を使ってセンサーを固定。

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締め込むと針金が少し伸びるので加減が必要だけど、
これで特殊工具無しでも規定トルクで締められる。
多分これやらないと50Nくらいでしか締められないので
ちょっと危ない。

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で、ようやくフロントタイヤ履き替え完了。
ちょっとだけ走ってみた所、
やっぱりブレーキの効きがぜんぜん違う!
ぎゅっと握りこんでもロックしないので
よく止まる!これで不測の事態を恐れて
必要以上に遅く走る必要もなくなったわけだ!

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外したVE-35はラップでグルグル巻いて押入れへ。
なるべく酸化を防いで次回の出番を待つのであった…。

工具を揃えたらリアも交換するよ!

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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KLX250&KSR-IIで(初)林道ツーリング – necobit.com(ねこびっと) へ返信する コメントをキャンセル

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