エビ編みコード巾着紐にして、ビッグバッグの仕上がり比較〜

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2回目のビッグバッグ。
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(前回の記事から読むならコチラ→ 細かいところに気をつけながら、ビッグバッグ2コ目!

ミシンで縫うところは全部出来上がりました。
このバッグは、入れ口の内側が巾着締めできるタイプ。

その巾着部分のヒモ
買ってくればそれでいいんだけど、編みます。

1回目のビッグバッグの巾着紐は
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かぎ針で二重鎖編み。

2回目のビッグバッグは
外見も真っ黒だし、もうちょいとオシャレに
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かぎ針でエビコード編み。
(編み上がりが海老の背中っぽいからだそうな)

毛糸も細め、色も暗めの深緑と、
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ど こ が ど う な っ て ん だ か

細くて暗い糸は、初心者にはとても見づらい。
(編み物基礎本にもそう書いてある)

こちらのサイトを参考にしまして→ えび編みコード | かぎ針編みを楽しもう~Two Radiant Is(トゥー・ラディアント・アイズ)~

ひとまず、太めの糸と明るめの色で練習。
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かぎ針編みの驚くところは
さっき編んだ編み目の特定の部分に
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(毛糸とじ針を差し込んで位置を確認している)この部分に
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かぎ針をまた突っ込んで
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かぎ針に毛糸をかけて引き抜く、つまり編む。

棒針編みとはまたずいぶん違うし
とにかく、針を入れる場所が正確にわからないことには
いつまでたっても進まない…

挫折しそうにもなりますが、
編み物は逆上がりみたいなもんで
できない時は何でできないのか全く分からないのに
できちゃうと何でできなかったのか不思議でしょうがない。

分かりやすい動画も見つけたので貼っておきます。

編み地をクルリと裏返して、針を入れるべき
2目の位置をまずはきちんと把握するところから
ここは気長に何度も、こんがらがったら解いて始めから繰り返し…
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コレがヒモに…?
疑わしくもなるけど、手順に間違いないなら続けましょう
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おお、なんか規則正しいカタチが出てきたー。
こうなってくると
針を入れるべき目の位置も
あーココかはいはいココだよね、てな具合に
気がつけば分かるようになっているので
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もう一歩。
かぎ針を編み目に入れやすい角度とか
どこがどうなってこのパターンになるのか
なんとなく理解した気になるくらいまで慣れておけば
うっかり間違えた時、解いてやり直しせず修正できるようになります。

というわけで
細めの暗い深緑の糸で
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エビ編みコード、120cmを2本。編めましたー。

この紐を2回目のビッグバッグの巾着部分に通して
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ビッグバッグ2つの仕上がり比較だー!

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パッと見はそれほど違いがわからない。

しかし覗いてみてごらん
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1回目は、表地=緑・裏地と巾着布=黒だから
余計にアラが目立ってしまっております…
(記事内のすべての画像はクリックで別ウインドウ拡大表示できます)
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わーいここ縫ったら完成だー!のノリと勢いでやっちまった結果。
1回目は、緑と黒の分かれ目に縫い目も沿わずにぐにゃぐにゃ…

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目立たないのにバレやすいのもこういうところ。

これらは、
バッグ入れ口のフチを、しっかり整えてから縫う
これだけで解決。

ヒモの違いも
改めて眺めてみると…
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毛糸の種類・色・太さ・編み方で、思った以上に印象変わる。

さて
バッグを開けて中を見ましょう。
内ポケットにちょっとした違いをつけました。
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1回目は、縞模様の布一枚(本の作り方の通り)。
2回目は、裏に別の色の布を重ねた2枚合わせ。

外も中も真っ黒なので、ポケットの裏に色を使って
中身を探したり出し入れしやすく。
2枚合わせで当然のことながら、しっかり感も増量。

ところでこのバッグの作り方の最後の手順
入れ口を2本ステッチするところ
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バッグ入れ口の断面図はこのようになってまして
黒の点線が、縫うところ。

作り方の読み方が間違ってなければこれは
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巾着布をまくり上げた時に、縫い代(布の切れ端)が見える。
こんな思いっきりやらなければ見えちゃう事も無いけれども。

なんかやだなーそれはーと思って
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2回目では、バッグ入れ口の2本ステッチに
縫い代を閉じ込めるもう1本の縫い目を加えて3本ライン。

てなわけで、これにて、完成ー!

バッグの作り方はコチラの本を参考にしました。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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