色々ヘッドホンを試聴して分かったこと

20140226hp
それは 本当に きこえているのか?

というわけでまたヘッドホンを聞き比べに行ってきました。
行ったお店は秋葉原にあるeイヤホンというお店。

なんだか頻繁に試聴に行ってますが、
そろそろ今のヘッドホンのATH-W1000の
寿命を感じつつあるので、次世代を探す必要があるのですよ。

で、今回は海外製も含め幅広く聞いてみて分かった一つのこと。

それは

高いものの方がいい、しかし高いからといって
全てがいい(と感じる)ものではない

というとてもアタリマエのことでした。

あくまで印象ですけど、3万円位から各メーカー
ガラッと音の印象が変わる感じがしたんですよ。

安いものと高いもので何が違うかというと、
まずは低域から高域までのバランス。
これが悪いとシャカシャカキンキンだったり、
低音だけボンボン出て聞きづらかったり。

そしてさらに重要なのか音の解像度
伝えるのがなかなか難しいのですが、
ベースのピッキングのアタックが
しっかり聞こえるとか、そういった音の成分を細かい部分まで
再現する能力とでもいいますか。
これがイマイチだと、低音は出ているのに
全体がグシャっとした感じに聞こえたり、
迫力を出すためにディティールを犠牲にされてしまったりするのです。

その辺の能力がnecobit的に「いいね!」になるのが
大体eイヤホンの売値で3万円くらいのラインでした。

前回聞いたものを除いていいなーと思ったのは以下。

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SHURE SRH940
気がついたらイヤホン業界でずいぶんと
評価されているシュアー。
ヘッドホンも下から上までバランスよく出ていて、
なんとなくガッツのある感じの音でした。
低域が少し分離悪い感じ。

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beyerdynamic T90
ドイツのメーカーらしいんですが、初めて聞きました。
低音から高音まで、音の分離が素晴らしい。
低音がしっかりでつつも耳に圧迫感を感じさせず
つぶれた感じがしない。
これはいい!けどちょっと高いぞ!

というわけで今使っているのと同じ、
オーディオテクニカを聞いてみると、
Amazon
オーディオテクニカATH-AD1000X

今まで開放型のヘッドホンは音が拡散してしまうような感じがして
敬遠していたのですが、これは低音の余分な響きすぎる部分を
うまく逃して、音の芯はちゃんと残している感じ。

ていうか上のT90も開放型なんですね。知らんかった。

当然もっともっと高い値段で
素晴らしい音のヘッドホンもありましたが、
自分が使うには予算オーバーにも程が有るので
今回はスキップ。

予算と音のバランスを考えると次回はオーディオテクニカの
ATH-AD1000Xかなー。
オーディオテクニカでも開放型は買ったことがないので
果たしてどういう結果になることやら…?

結果→オーディオテクニカ ATH-AD1000X 機材レビュー

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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