オーディオテクニカ ATH-AD1000X 機材レビュー

オーディオテクニカの開放型ヘッドホン
ATH-AD1000X購入後5ヶ月のレビューです。

今年の2月ごろからヘッドホンの買い替えを検討して
買ったのは7月頃。だいぶ悩んだ。
結局2月の時点で第一候補だったATH-AD1000Xに決定。

初日の印象メモは
・軽い!これは長時間で差が出そう!
・1000時間使ったW1000よりも解像度は高い
・低音の出方が密閉型と全然違うからなれるまで大変そう

と書いてあった。

それから5ヶ月経っての感想はというと…

20141213ath-ad1000x
実は不満点が非常に目立つようになっております。

1、低音が逃げすぎる
開放型はそもそも低音が中で膨らみすぎないように
外に逃がす仕組みなんだけど、逃げすぎてちょっと
80Hz以下あたりからの細かい判断に困ることが多い。

2、外の音が聞こえすぎる
外に音を逃しているんだから当然なんだけど、
当然外の雑音もよく聞こえる。
生活音レベルでも結構入ってくるから、
その分音に集中したい時は音量を上げてしまう。
これは耳に良くない。

3、耳当てが痛い
頭が細いせいだと思うんだけど、
イヤーパッドが耳の上からひっかかるような
形になってしまい耳の上側に負担がかかる。
本体は軽いのにこのせいで長時間つけると辛い。

4、メガネと相性が悪い
これはオーディオテクニカ全般…というより
メガネ人の宿命だと思うんだけど、
イヤーパッドがメガネのつるの部分を圧迫して
頭痛を引き起こす。つるの細いメガネを選んで、
さらに耳にあたるところも細いものに変えて
それでもまだなんとかしたいレベル。
しかしこれはメガネをなんとかした方が
いいのかもしれない。

5、ヘッドクッション?が微妙にしょぼい
お値段的に前のATH-W1000から下がったため、
頭に直接あたるクッションがしょぼくなっている、
以前はきにしてなかったんだけど、少し前に
頭をスキンヘッドにしたらこのパッドがちょっと痛い。

と、なんだか文句ばかりが浮かぶようになってきてしまった。
音の解像度はいいし、中高音域はいいので
クッション的な所の相性がよければもっと
高い評価をできるんだろうなぁ…という所。
実売2万台のヘッドホンなので、多くは望めないとは思いつつ、
早くも次のヘッドホンが欲しくなっております…。
次は絶対に密閉型にしよう。


作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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