カーボンスピーカー3 が やって来た Carbon Sperker3

カーボンスピーカー1
カーボンスピーカー2

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さあ3台目のカーボンスピーカー(真ん中の2台)を
スーパーママチャリGPの会場で受け取ってきましたよ。
※ウチに来たのが3台目というだけで、
 実際にはもっと沢山試作機があるようです。

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ユニットの向きが上を向いているので
今までよりちょっと下に置けるようになりました。

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今回はサイドに蓋をする形の構造で、
右の2台目を90度回した様な構造ですね。

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とりあえず少し低くして聞いてみましょう。

…むおっ!?
なんか前の奴より低音がずいぶん出ている感じ。
決してボンボン響く低音じゃないんだけど、
全体の重心が下に下がって来て落ち着いた音。

一つ前のカーボンスピーカー2も低音自体は80Hz位から
耳に聞こえるんだけど、150Hz位まではやや左肩下がり。
こちらは100Hz位から結構しっかり出てくるので
その辺の差だろうか。

逆に高音は控えめな右肩下がりな感じの音。
クラシックはストリングスの伸びや残響の消え際が耳に届かず
リハーサルルームみたいな印象。
そして金管楽器に嫌な響きが。
本体じゃなくて高い所の倍音がミーンという感じに聞こえる。

新しめのバンド系やジャズ系はまとまりがあってよい。

古い音源だとなんだかゴチャゴチャが強調されてイマイチ。

クラシックも音が遠くにいってしまうので、
これ何とかならんかなーと考えて、
そういや横に何か貼付けるだけで音が変わるっていってたなーと

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折角のカーボンの外観を全て台無しにする
段ボールコーティングを施すと、確かに音が変わる。
何となく少し音が近くに来た様な…これは気のせいかも…?

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ちなみに段ボールはワンタッチでパカっと脱着可能です。
この後永遠に外しました。格好悪いから。

高音が伸びない部分と金管の倍音辺りのおかしな所が解決できれば
かなりグレードアップする感じがしました。

で、FE83搭載のカーボンスピーカー2とどっちがいいかというと…
一長一短ですねー。
音の解像度に関しては断然2。
しかし中低音がデコボコしている割に
3の印象も悪くなくて、全体のまとまりのよさは3。
ひとまず3をしばらく聞き込んでみようと思います。


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コメント

“カーボンスピーカー3 が やって来た Carbon Sperker3” への2件のフィードバック

  1. もなかのアバター
    もなか

    早速のレビューありがとうございます。
    やっぱりユニットの性格ははっきりと違いになりますね~
    箱としてのチューニングに悩まされるトコですけど、それなりに見えてきたような気がしてます。

    1. necobit(ねこびっと)のアバター

      具体的な方法は知らないのですが、
      カーボンの素材としての反射、吸収の特性を
      何かで測って数値化(可視化?)出来れば
      作る時にチューニングやユニットの選定が
      やりやすいかもしれませんね。

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