格安SIMをSMS対応SIMカードに変更したらバッテリーの持ちがよくなった

珍しくガジェット系の記事です。


今年からMVNOであるIIJmioの格安SIMで使い始めたSH-12C。
だいぶもっさりした動作ではあるものの、
やはり外での調べものや道案内にあるとないとでは大違い。
音声通話だけが無いスマホとして大変便利に使っていたのだが、
一つだけどうしてもアカンところがある。

20131213-193427
それがスリープ時の異常なバッテリー消費。
10時間で20%位か?
どうもデータ通信専用の格安SIMでは有名な問題だそうで、
本体がつながるはずの無い音声用の通信をしようとして
電池をどんどん使ってしまうのだとか。
詳しくは「セルスタンバイ問題」で。

で、この問題への対策として
自動機内モード制御」というアプリを入れて使っていた。
これを起動すると、スリープ時に自動的に電波オフモードにしてくれる。
その状態でのバッテリー消費グラフがこちら。

20131215-173818
10時間で5%位?
まあ通信が全くないのだから
そりゃバッテリー消費も抑えられるってもんだ。

で、LINEとかツイッターのリプライとか、
スリープ時にリアルタイムで何か受信するのは
あまり必須機能ではないので用途的には
これで問題ない。のだが
機内モードから通信を再開するのって大体10秒位〜かかる。
これがちょっと道を調べたいとかそういう時に
思っているよりもじっと待つ。

それでもまあ外で調べものができれば十分だろうと思って使っていた。

そんなある日、「SMS対応SIM」というものが発売になったらしく、
SMSというのは音声通信の方を使うので、
これを使うと待機時の異常なバッテリー消耗が
防げるかもしれないとかなんとか。

というわけで早速IIJmioにSMS対応SIMカードタイプへの
変更を申し込んで待つ事しばらく。
カードが届く前に前のカードの回線が止まるという
小さなトラブルがあったものの、その日の内に
カードが届いたのでよしとする。

早速SMS対応SIMカードでのバッテリー消費のグラフ。

20131219-173729
10時間で10%位?
スタート時間とか横軸の幅とか
細かい条件が違うのでそこの所は勘弁。
バックグラウンドの通信がされることで
機内モードよりは電池を喰うものの、
以前のSIMに比べたら遥かにバッテリー消費が少なくなったのは
グラフをみれば明らか。
20131213-193427old
20131219-173729new

SMS対応SIMは基本料金が+147円だけど、
スリープ解除でぱっと使えるのは147円以上の価値はあるでしょう。
第一それでも1000円チョイだし。
ありがとうIIJmio
※全ての機種で同じ様な結果になるとは限らないと思うので、
その辺りは自己責任で。。。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください