猫動画『猫草立ち食いこげびっと』の
猫草ソングをつくるにあたって、
肝となったのが、声。
元はボソボソしゃべっているだけなんだが、
こいつをネタとして使うには、
やっぱりボコーダー系のエフェクトでしょう。
*ボコーダーとは
マイクなどから入力された信号を
シンセの音色に合成して出力する、という
不思議なエフェクトである。
YMOの「TECHNOPOLIS」とかが有名か。
で、今回はドネーションウェアのAU/VSTボコーダープラグイン、
TAL-VOCODERというものを使用して、
先に素のままの声を録音、後からエフェクトをかけた。
最初音を出すまでにちょっと手間取ったので
参考までにDP(Digital Performer)での使い方。
まず、マイクに向かってお好きなようにしゃべったり歌ったり。
mp3を再生→(mp3)
…は、恥ずかしくないぞ!恥ずかしくないぞ!
声トラックにTAL-VOCODERをインサート、
アウトは通常のアウトプットでOK。
MIDIトラックを作って、アウトにTAL-VOCODERを指定。
これで、声を再生しながら鍵盤を弾けばボコーダーボイスが再生されるはず。
mp3を再生→(mp3)
こう書いてみるとたいしたことなかったな…。
オーディオトラックにインサートしたエフェクトにMIDIトラックの
アウトが指定できるということに気がつくまでに時間がかかった。
この場合、TAL-VOCODERに搭載されているシンセの音に
声を合成する、という形になっているけど、
シンセの音を別のシンセにしたりとかも可能だったりする。
そっちは接続の仕方がまた全然違うので、それについては
またの機会に。
TAL-VOCODERについては以上!
リズムトラックは全部magical8bit plugだったりする。
三角波のバスドラが何だかすごくいい感じ。
mp3を再生→(mp3)
効果音はいつものMASSIVEさん大活躍です。
噛む音は、デフォルメした「ガチャン!」ていう音にしたけど
うまくはまらず、「ワシワシ!」という感じのノイズベースの音に落ち着いた。
たべる前にリバーススネアを薄く入れて期待感をあおってみたり。
てなわけで、猫草ソング解説でした。
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