NS400R、リアホイール、回る

まさかの出会い

実家におきっぱなしのNS400R、
かれこれ年単位でレストアするする言っておきながら
中々できていないのだが、そんな中、Twitterにて、
10年以上前にこのNSのカスタマイズを手がけたという人が
現れちゃったではないですか!

いやー、めちゃくちゃテンション上がりましたよもう。
こっちで把握しきれていなかった細かい部品の事まで
覚えていてくださったので、これはレストアに向けて
心強い方が現れた!

そんなわけで、帰省した時にちょっと様子見だけでもしようと
工具を持って帰ったのです。

スタート地点はいつだって庭の隅からだ。だ?
まずは余計な物を全部どかす。
 
 

 
ごたいめーん。
で、この時点で既にリアホイールが完璧にロックして全く回転しない。
 
 

 
DIDのゴールドチェーンとかそんな結構なお値段のチェーンですが、
こちらも完璧に錆びておりますので、
こいつをぎゃいーんと切っちゃあちっ!いましょう。
 
 

 
はいはい北斗の拳北斗の拳。
これでホイールがフリーに…ならない。


 
考え込んでもしょうがないので、ぬおりゃー!っと持ち上げて
NSをひとまず広い所へ引っ張りだした。兄が。
自分もやしですから。
 
ブレーキ周りか…?
  
 

 
あれ?ディスクがキャリパーステーに干渉してるじゃないか。
何故…?原因はわからんがこいつが離れないと無理っぽい。 
 


 
えーいサンバーからジャッキを持ってきてタイヤを外してくれるわ!
 


  
タイヤはずれる。
横にぶれてジャッキが外れたらチャンバー折れる大惨事になるので
慎重に慎重に。
 
 

しかしキャリパーがまだ外れん。
5-56を思い切りよく吹いて
グリグリすることしばらく。
 
 

 
ようやく外れる。
どうもキャリパーステーが変形して干渉してたっぽい。
再利用できるかどうかはわからんが、これが使えなかったら、
すでに絶版どころかメーカーすら無いこのステー、
目の前が真っ暗になる程の出費が見込まれるので
どうにかなることを祈るばかり。
(元のカスタマー曰く、O&T リアフローティングキット、というやつらしい。)


 
キャリパーステーを少し削ったら
ぎゅいーんと回りましたよー!
で、雨は降ってくるわ日も暮れてきたわでここで作業終了。
ごろごろ転がせる様になったので、一応前進したということでよかろう!
ではNSよ、また次の機会に!
  
 

部品をあさっていたらなんか出てきた…これなんだろう…?
記憶をたどる事しばらく。

…!

事故で廃車にしたNS-1のフロントフォークだ!

追記:よく考えたらいくらNS-1だからってこんなにフォーク細くないな…。
なんなんだろうこれ。

さらに追記:モンキーだー!しかしモンキーでこんな事故やった覚えないぞ…?

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

2件のコメント

    1. あ、そういえばモンキーですね。
      しかしモンキーでこんなダメージ受けた記憶が全くないのが
      よくわからない所ですw
      ともあれご指摘ありがとうございます!

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