バイクメンテナンス入門2『撮影のススメ』

例えば、エアクリーナーの交換をしたいと思ったとしよう。

エアクリーナーボックスの上にはガソリンタンクがあって、
ガソリンタンクには当然ホースが繋がっている。
負圧式の燃料コックであれば負圧用のホースも繋がっている。
それを、外す。
タンクのネジも、外す。
そして、エアクリーナーボックスのネジを外し、
エアクリーナーを交換完了。

そこまでは順調。
問題は、元に戻す時

えーと、エアクリーナーボックスのネジはこれでいいんだっけ?
何か長さの違うネジがいくつかあるけど…。
あーこれは長過ぎる。えーとこれかな?
よし入った。
えーと、このタンクに繋がってるホースは…と。
ガソリンはこの太いのでいいんだよね、
んで、この細いホースはどこにささるんだっけ?
なんか繋がりそうな所がいくつかあるけど…?
繋がったはいいけどこのホースどこをどうやって通ってたっけ?
あれ?何か挟まってうまくタンクがつかないぞ?

あーもーわからん!!!!

というのをnecobitは何度もやっておりますが、
こういうのって性格なんですかねぇ。。。

これがキャブのセッティングなんかになると
エアクリーナーボックスを外して
インテークマニホールドからキャブを外す必要があるし、
アクセルワイヤーも外さなきゃならない。

一昔前だとこれを記録するのも一苦労だったけど、
文明の利器、デジカメを使えば全ては解決する…!
ネジの長さの差は、長すぎるとささりきらないし、
短すぎると止まらなかったりするのでまだ救い用はあるけど、
ホースやケーブルの取り回しが分からなくなると
迷宮に迷い込むので、とにかく何でも撮っておくと良い。

奥に進む程外す部品が増えるので、一つずつ撮影しておくと
元に戻せないという最悪の事態は避けられる事が多い。
まあ、懸命に作業してたり、何かを支えながら作業してると
そうも言ってられないんだけどね…。

オイル汚れを手につけての作業なので、
カメラは躊躇なく汚せる奴がいい。
画素数なんて100万画素でもいいけど、
オートフォーカスとマクロモードはあった方が便利。

2008031611.jpg
ネジが余ったりすると割と途方に暮れるよ。


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