ラジカセをニッケル水素単三充電池で稼働させる

スマートなラジカセを、更にスマートに。

P-CASE

necobitのライフスタイルに密接な関わりのあるラジオ。
それを毎朝聞かせてくれるのがこのラジカセ、いや、ラジCD。
ハードオフで買って来たんだけど、
実はアップルのデザイナーの人のデザインだとか。
名前はP-CASEというらしい。
 
 

 
大抵のラジカセがそうであるように、このラジCDも
乾電池駆動が可能。サイズは単2。
折角だからコンセントを使わずにケーブルレスでラジオと
CDが聞ければよりスマート!

しかし、単2の電池というのは現代において
余り一般的ではない上に、何度も使える充電池を使いたいとなると
やはり単3サイズが一般的と言えましょう。
 
 

 
そこで出てくるのがこちら、単3→単2アダプターです。
地震の後買った人も多いでしょう。
そしてこれを使って家にあるリチウムイオン充電池を使うとした時、
多分多くの人が味わったであろう問題が発生。

電池がケースに収まりきらない。

実はリチウムイオン充電池は通常のアルカリやマンガン電池より
わずかに縦が長い。一本なら誤差の範囲で収まる違いも、
3本縦にならべるとケースに入らなくなってしまう程の違いになる。

さあどうしたもんか。
あのケースの空間に6本の電池を入れられればスマートな外見を保てる。
単三電池だからアダプターを使わなければどうにか押し込めるんじゃね?
 
 

 
というわけで単3の電池ケースを買って来て直列につなぐ。
 
 

 
ラジCDをバラす。
何故バラすかは後述。
 
 

 
2枚目の電池ケースを逆側から見た所。
 
 

 
このプラスとマイナスが基板につながっているので、
 
 

 
単3電池ケースのリード戦をはさんで、
 
 

 
ハンダでつないでやる。
このハンダ付け作業が蓋側からでは出来なかったので
わざわざバラして裏からアクセスした訳です。
 
 

 
これで電気的にはつながったけど、
果たしてこれが収まりきるか…。
 
 

 
がしょん。
 
 

 
ぱちーんと蓋が閉まりましたよー!
ヽ(゚▽゚*)乂(*゚▽゚)ノ バンザーイ♪ 
 
 

これでコンセントいらずのラジオライフが送れる訳ですよ!
しかし、なんでサイズが微妙に違うのか…。
ニッケル水素電池はほんの少しでも容量を増やしたいからかな?
最新のモデルはこの辺どうなってるんだろう…。

震災後大量にニッケル水素電池を買い込んだそこあなた、
折角だから活用しまくるといいと思います。
Bluetoothとか、LEDライトとか、Wiiとか、
意外に電池使うものが多いなーと思う今日この頃。

電圧が1.2Vだからアルカリよりちょっと低いけど、
今までそれが問題で動かなかった機械はないので、
殆ど大丈夫だと思っていいと思う。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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