オリンパス XA2 露出、ピントを調整中。

シャッタースピードが2秒固定という状態だったジャンクのOLYMPUS XA2。
前回、ようやくシャッタースピードが変化するところまでたどり着いた。

ピントとやや暗い(室内など)での露出がおかしいので、
その辺りを少しづつやっていこう。
 
 
まずは、ピントだ。
色々いじる前に、自分でやったことが何か影響していないか考える。
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 
 

出所不明で放置したこれかな?
 
 

 
ワッシャーの厚みがなくなってピントがずれた。
すごく理屈があっている気がする。

となると、この4つのワッシャーの行き所もおのずと
レンズを固定しているネジの裏ということがわかる。
早速取り付けよう。
 
 

 
こいつを、
 

レンズ裏にピンセットでプルプルしながら突っ込むと、
 
 
間違いなくレンズの裏に落ちます。

2回同じ事をやって、ようやくレンズを全部外してやるという
急がば回れの心を会得した。
 
 

んで、どうやら露出全体のオフセットはここの半固定抵抗で
調整できるようなので、少しだけアンダーに振ってみる。

これでテスト撮影をして、一応プリントしてみたのがこちら。
 
 


おおおッ!いいじゃないかッ!!
 
野外で少し離れたところ以上の距離ではものの輪郭もしっかり出てるし、
予想以上に色の出方が綺麗だ。
少しアンダーに振ったので、少し絞られて被写界深度が深くなった、
というのもあるかもしれないが、結果は満足。
 
 

だがしかしだ。
 

こちらはフィルムスキャンだけど、近距離(1.2m位)だとまだピントが合わず、
室内だと相変わらずかなりのオーバー。
 
 

 
ピントはここで微調整できるようなので、チマチマ調整することにする。
 
 
問題は露出だ。
多分、もとからついていたCdSセルより暗所での抵抗値が大きいために
起きている問題だと思うんだが、どうにか基板上の半固定抵抗の調整で
クリアできないものだろうか…。
色々といじってみたものの、最初に調整した以外の抵抗が
いったい何を調整しているのか全然わからず。

うーん、まあネガならある程度露出がずれていても
プリントのときに補正してもらえるし、
暗くなったなーと思ったらカメラのISO(ASA)設定を
実際よりも大きく設定すればカバーできるといえばできる。
もとがジャンクだけにある程度割り切って使用することも視野に入れつつ、
まだまだ色々と調整はしていくのであった。

今回、


 
調整中に配線のハンダをちぎってしまい、
 

それをつけようとしてケースを融かした。orz

果たしてXA2が普段使いのカメラに昇格する時はやってくるのだろうか!?
それとも、色々やっているうちに壊れるほうが先か?

何か起きたら、また書く。かも。

調整完了。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください