KX80メンテナンス記録 フロントブレーキパッド交換

KX80メンテナンス記録。
今回もちゃちゃっと終わる部品交換。

フロントのブレーキパッド。
別に社外品でよかったんだけど、
ほぼ専用品らしく、どの用品店にも在庫がなかったので、
どうせ数百円しか変わらないならと純正品を購入。TOKICO製らしい。

ちなみに、中国製とか台湾製とかで、1000いくらとか、
常識はずれに安いパッドもあったけど、
命にかかわるパーツだけに、やめておいた。

DIY道楽のテツさんが昔中国製のやつを使ってみたら、
1日で2年ぐらい使ったのか!?というほどに削れていたそうな。

端っこのバリをヤスリでならしてあげる。

こんな感じ。

フロントのキャリパーはボルト2本でとまっているだけ。

さくっと外す。
パッドはピンを一本抜くとさくっと外れる。

新旧比較。とても元が同じものだとは思えない色の変化。

厚み比較。
あと2mmぐらいあったけど、硬くなった泥が淵の所まで来ていたので
換えておいて損はないと思う。
でも一応古いのもとっておくけど(笑)

で、交換して元に戻すわけだけど、
古いのは厚みが薄かったので、厚い新しいパッドはそのままじゃ
隙間がなくなってしまいディスクの隙間に収まらない。
そこでキャリパーのピストンを押し戻して隙間を広げるんだけど、
油圧だけあって結構な力が必要。
パッドをつけてから、ドライバーなどでテコの力を利用して
押すと割と力を使わずに押し戻せる。
間違ってもブレーキレバーを握ったりしないこと!
ピストンがキャリパーから出てきちゃってオイルが漏れて
駄々漏れになって大変な事になった人を何人か知っている。(-人-)合掌・・・

裏側から見た図。

これで終わりなので、ブレーキのきき具合をチェック。
最初はちょっと効きが甘かったので、押せるギリギリの力で
ブレーキをかけて、引きずりながらパッドをディスクでこすって
アタリを着けてあげるとバッチリきくようになった。

これにて交換終了。
前回走ったとき、最後車載する時に
フロントタイヤから「プシュー」という音が聞こえたので、
パンクを疑っていたのだけど、タイヤを押してもブレーキをかけても
壁にタイヤを押し付けても漏れる音が聞こえない。
試しにエアを2kg以上入れてみたけど(標準は1kg)
耳を澄ましても漏れる音は聞こえない…。

フロントフォークが縮む音でも勘違いしたんだろうか?
ちょっと半信半疑ながら、無駄にタイヤを外すこともないので
アストロプロダクツで買ったタイヤのバルブドライバーで
バルブコアを締めなおして、あとはそのままにしておいた。

これで今日のメンテは終了。

ちょっと欲しいと思っていたけど、800円とかするので
何かもったいないなーと思っていたソケットのホルダーが
180円で売っていたので購入。

ずらり。
色々とちぐはぐなのは、最初にセットで1000いくらの安物を買って、
よく使うのだけちょっといいやつに買い換えていったせい。

一番必要なのは、必要な時に必要なサイズの工具があることなので、
まずは安物でそろえて、不満が出てきたところだけいいものを買えばいいのだ。

ASTROPRODUCTS インターネット店

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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