どこでもお気軽自作スピーカー制作 その4

一個前
どこでもお気軽自作スピーカー制作 ボツ編

しばらく放置プレイのお手軽スピーカーだが、
 
20090503sp.jpg

実は一度完成した。
 
つもりでいた。
 
コンパクトにしたいという要求にこたえるべく、
アンプを内臓し、スピーカーひとつのモノラル仕様となって、
MAX662を組み込み、単4電池4本で最低駆動電圧9Vの
アンプを駆動できるようにして、ちゃんと音も出て、
これでもうよかろう!と思っていた時期もありました。

で、2時間ほど使うと、

「ブチッ。。。」という音と共にスピーカー、沈黙。

何が起きたー?と、アンプへの電圧を測ると4V弱。
昇圧されていない。
というか、この昇圧チップ自体が5V近くないと
9Vにあげてくれないので、つまり、電池が消耗した?
でもまだ2時間しか使ってないのに。

不思議に思って電池部分の電圧を測ると4.7V。
電圧はちょい低いけど、このくらいなら動くはず。
と思って表示を見ていると見てる間に見る見る
4.69  4.68  4.67  4.66  4.65 … …
と、すごい勢いで電圧が下がっていく!?

なんだこりゃ!?
と思って電源をとりあえず切る。

で、電池の電圧を測ると、今度はジワジワと電圧が上がる!?

えーと、えーと。

 。
 。 
 。
 。

ダーメo┤*´Д`*├o ダァー
オームの法則すらちゃんと覚えていない俺に
この現象を理解することはできない!

ひょっとしてひょっとすると、瞬間消費電流が大きすぎて
電池をグワーっと喰っているのかもしれないけど、
本当にそうなのかわからん!

というか、わかったところで回避する方法がわからん!

でも、なんとなくだけど、
昇圧ICのMAX662に無理をさせているような予感がするので、
ここで潔く500円のアンプキットをあきらめ、
もっと低電圧で駆動できるアンプを探すことに決定。

原因究明ができないときは、違う方法でやってみる。
そのうちにまたこの500円のアンプが役に立つときがくるさ。

でも、このアンプと2個500円スピーカーの組み合わせ、
この間のボツスピーカーに比べるとちゃんと
音楽に聞こえる音だった。
アダプター駆動するならこれでいけてたかもしれん。

そんなわけで、次回、低電圧駆動のアンプで再チャレンジ。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

1件のコメント

どこでもお気軽自作スピーカー制作 その5 | へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください