機材レビュー Digital Performer6(DP6)-5-

昨日書いた通り、DP6に移行したので、それを使って作った曲がコチラ↓

『明日』
(1分05秒)
(再生をクリックすると音楽が流れます)

この上にMP3プレイヤーが表示されていない場合は→コチラから再生できます。

せっかく新しいソフトシンセやプラグイン。
これは使ってみようということで、極力内蔵のシンセや
プラグインだけで作ってみた。

いつも御用達のPowercoreプラグイン達も今回は、
Master X3(ファイナライザー的に最後にかけた)
Tubifex(ギターアンプシミュレーター)
Powercore CL(メロのシンセにかけたコンプ)

の3つだけ。

まずはソフトシンセ関係から。

ソフトシンセ Bassline

dp6_bassline.jpg
 
 
みてのとおり、これはシンセベース=Moogというイメージで
それっぽい見た目にしたんだろうな(笑)
中身はずいぶん違って、非常にシンプルな1オシレーターのモノシンセ。
シンプルだけど、なかなか太い音がでるな、というのが第一印象。

単品で聞いたりする感じの場合だと今手元にあるやつだと
Minimoog Vの方がワンランク上かな、という印象。

アンプのディケイが最大にしても徐々に減衰するので、
ロングトーンでずっと同じ音量を維持するようなベースには使えない。

名前からもわかる通り、元々用途を1点にしぼってあるので、
その分ベースに使う分には結構使える音源だと思う。

上の曲では、当然ベースを担当。

ソフトシンセ Modulo

dp6_modulo.jpg
 
 
2オシレーターのアナログライクなシンセサイザー。
Basslineと違って、割と複雑な音作りもできる。
複雑といっても、マニュアルを見ないでもじっくりいじれば
だいたい把握できる程度なので、簡単な部類だと思う。
今回のメロと最初からなるシーケンスがこのシンセ。
この手の音が出せるのはなかなか評価が高い。
好きなんだよねこーゆー音。
フィルターも結構強めにかかるし、なかなかいいかも。

ソフトシンセ Proton

dp6_proton.jpg
 
 
ストレートなFM音源。
ただ、音作りのアプローチは結構面白くて、
ヤマハ系のFM音源が複数の色々な波形を
ならべて色々な音を作るのに対して、
(DX7で6オペレーター)
このシンセが使えるのはたった2つのオペレーターのみ、
ただ、その2つを組み合わせて(干渉させてという感じだろうか)
さまざまな音色を作り出している感じ。
サクサクっといわゆるFMな音が作れるので、これも結構好きな音。
この曲では後半からんでくるサブメロのシンセがその音。
ストレートにFMな音です。

というわけで

あとPolysynthというソフトシンセもあったのだが、
使いどころなく終了。なんかJuno-106とかその辺の
シンセっぽい感じ。

次は残りの新しいプラグインと、実際に使っての
全体の使い勝手的な所を書いてみようかと思う。


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