Happy MacとSad Macのミトン型なべつかみ

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昔々のAppleコンピュータ。
Mac OS 9までだったか…、Macと言えば!
起動時のおなじみ
ニッコリスマイルの、ハッピーマック。

そして、できることなら出てほしくない
致命的もうダメ顔の、サッドマック。
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二対の懐かし名作アイコンを、毎日台所で拝むどころか
熱々の鍋をガッチリつかんでいただきます!

作業工程をサクっと動画でみる


動画中の効果音はGumroadで購入できます

動画では特に説明も挟まず、
ぼや〜っと流し見る感じでまとめてみました。

Macの起動音・サッドマック出現時のDeath Chime音は、
ネット上で音を聞きながらiPadのPixiTrackerで
それっぽく鳴ればいいや程度の耳コピです。

Macのアップリケ部分に比べて、
ミトン鍋つかみ本体の方はびっくりするほど簡単です!!!
これならミシン持ってない頃でもやれたわー。

以下…

写真と文章で、じっくり作業工程をみる

まずは、ハッピーマック・サッドマック
ふたつのアイコンを、しかるべきサイズに印刷します。
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(1枚はイメージ掴みのために無加工で取っておく用)
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そして、黒い部分を切り抜いてしまいます。
調理中に使うモノですからね。
小さなパーツがぽろっと落ちたりしたら、ちょっとね。

というわけで、
黒い土台布の上に、切り抜いた白い布をつける作戦。
わー!
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こらこらこらこら!

…A4コピー用紙、予想以上に丈夫…。
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もっと手を出したい、ねこびたまが
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眠気に勝てない、夏の午後。
さあ作業を続けましょう。

白黒モノクロのアイコンの、黒い部分を切り抜いてしまいます。

昔のドット絵アイコンですから、輪郭線は基本的に直線。
…顔の部分はどうするの?
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切り抜くんです!!!

ハサミの先端、刃が布地に垂直に当たるようにすると
あら意外と小回りきいて、ちょんちょんと細かく切れました。

全部布を切り出し終わったら
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縫い代に折り目をつけておきます。
なんかこの作業は、かなり折り紙に近い感触だった。

元のアイコンのイラストを見ながら、黒い土台布に配置すると…
ほらほら。
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細かいパーツを縫い付けることなく
アイコンの再現ができた感じ!

顔の中身や、輪郭線の階段状になった部分など
細かいところは
縫い代を取らずに
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透明マニキュアを
布の切り口にちょちょんと塗って、ほつれ止め。

TTTTTT ←こういう、アップリケ縫いではなく
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一回折った縫い代を、直線縫いで
土台布に縫い付けました。

ここから、鍋つかみ本体

びっくり目から鱗落ちまくる簡単な作り方は、コチラの記事を参考にしました
→ 手作りミトンの作り方|ねこ・いぬ手作り雑貨ブログ・Capri へ移動します
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表布(=外側)2枚・キルト芯2枚・裏布(=内側)2枚。を、右手と左手の一組分。
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それぞれ、出来上がりの鍋つかみが
すっぽりおさまるくらいの長方形。
キルト芯と裏布は、表布よりちょっと裾が短い。

切り出した布はまだミトンのカタチに切らないで…

まず表布の、手の甲側に
マックアップリケを縫い付けておきます。
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アップリケを縫い付けたその裏面に
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鍋つかみの出来上がり線、ミトン型を描いておきます。

そして…
 キルト芯
 裏布(中表)
 裏布(中表)
 キルト芯
 表布(中表)
 表布(中表)

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このように重ねます。…なんでこういうやり方思いつけるんだろうな…。

で、アップリケをつけた表布の裏面に描いた
出来上がりのミトン型の線に沿って
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重ねた6枚を縫い合わせます。

縫い目を切らないように気をつけながら…
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1cmばかり外側を、出来上がり線に沿ってカット。

親指の水かき部分…とでもいうのか、その辺りとか
丸みのあるカタチだったら、カーブのある部分に
切り込みを入れておき
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ひっくり返すとできてるー!!!

むむむ…順番もバッチリ
裏布・キルト芯・表布に重なってる…。すげー。

ちょっと長く裾を取っておいた
表布を折り返して
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鍋つかみの手を入れる口の部分を、ぐるりと一周縫います。
はい!これで本体は完成!

ひっかけループは、やっぱり虹色アップルカラー

アイコンこそ白黒ですが
6色の独特なレインボーカラーも、オールドMacの特徴。

先日の虹色グラデーションリリアン
まるで伏線だったかのように…
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手頃にカラフルな色が揃う、
刺繍糸を6色選び出します。…この青はちょっと違うか。

各色おなじ長さに切り分けて
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一本の紐に。
結び目がゴロゴロしそうですが、まあそこは許容範囲。

2ピンの2本どりで編みます。
筒の外に出してしまった方がやりやすい。
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刺繍糸は柔らかく弛みやすく、さらに結び目で変に引っかかるので、
ピンに糸をかけて下のを上に外した1セットごとに
出来ていく編み目を軽〜〜く引っ張ったりなどして
全体をこまめに整えながら…。
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はい!6色レインボーグラデーションの紐!

鍋つかみの口に縫い付けまして…
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台所へ持っていけば…
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自作Appleグッズ、完成ー!!!

ミシン:JUKI Exceed Dressmake HZL-F400JP
カメラ:Apple iPad(第3世代)
使用アプリ:
Zitrr Camera App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥85

iColorama App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: ¥170

Snapseed App
カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料

PixiTracker App
カテゴリ: ミュージック
価格: ¥170

まーとにかく、鍋つかみだけなら
簡単すぎて簡単すぎて。

色や模様やカタチを「まー…これでいいか…」で選んで買ってたのが
なんだかな。

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

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