前回色々やっても改善出来なかった125Hz〜150Hz辺りの急激な盛り上がり。
※これの長さ(表面積)を変えると低音が盛り上がる周波数が変わる、らしい。
詳しくは詳しい人に聞いて下さい。
まずグルーを溶かしてパイプをひっぺがす。
で、長さの違うパイプをつける訳だけど、
当然今ついているカーボンパイプなんつーものは
準備出来ないので、代用品を考える。
(所でこんなパイプ、一体どうやって作るんだろう?)
代用品登場。
ホームセンターで売っているごく普通の塩ビパイプです。
カーボンパイプ(内径20.5、外形25.5)と比べると
少し厚みがあるらしく、内径20、外形26だけどまあどうにかなるだろ。
内径が小さくなる分の表面積は長さでカバーということで。
えーと、今の長さが88〜89mm位?
正直、長さと音質の変化の予想がまっっったくつかないので、
適当に変えるしかあるまい。
外径を0.5mm程小さくしないとスポッとはまらないので
ヤスリで地味に削る。ごーりごーりごーり。
…
いいんだよ!ここは見えないんだから!
さて、これでどう変わるかなーーーー!
…あれ?ボワボワした膨らみ変わってないよ?
イメージ的に、mm単位で変わると思ってたんだけどなー。
んじゃあ、今度は箱ギリギリまで行ってみよう。
箱の全長が125mmなので、115mm位で。
パイプ3兄弟。一番小さい子だけ値段が比べられない程高いです。多分。
よく考えたらフロントのパネルにはめる分ちょっと埋まるので、
もうちょっと長くできたかもしれない。
でもこれだけ変えればさすがに何かしら変わるだろ!
ぼわわわーーーん
やっぱり変わりませんでした。
って、当然これだけ変えたからなにがしかの変化はあるのはわかるんだけど、
一番集中していた125-150Hz辺りの出っ張りが変わらないので
もう全然変わってないのと同じ。
え?うそ?これが原因じゃないの?
じゃあいっその事パイプとっぱらったらどうなるのよ?
って変わりませんでした。
(125-150Hzが変わっていないので以下同文)
…つまり、
バ ス レ フ ポ ー ト が 原 因 じ ゃ な い
って事ですね!
よく考えたら前回バスレフポート塞いでも変わらなかったよね!
そこで気がつくべきだったよね!バカバカ俺のバカ!
(テンションがおかしい)
さあドースル!
って事で、もう色々やってみました。
-
色々の一例
- 卵を暖める親鳥の様に膝にスピーカーを抱えてみる
(スタンドがちゃんとしてないのが原因かなーと思った) - フロントのパネルのネジを緩めてちょっと浮かせてみる
(バスレフポートじゃない所から音を逃がしてみたらどうなるかなーと思った)
後考えつくチャレンジとしては、
フロントのバスレフポートを塞いじゃって、
リアに持って行くって位だろうか。
案としては「下手な鉄砲」状態なので、
とりあえずコストのかからない木で作ってみて様子を見ようかな、といった所。
作業前に描いていたストーリー
むおっ!?ポートの長さを変えるとこんなにも変わるのか!
これで全部解決だ!最高のスピーカーができたぞ!
夢幻の如くなり…
作りやすい高音質スピーカー 測定とシミュレーションで高性能を徹底追求 高音質・高能率オ… |
いろいろと試していただいてありがとうございます。
どうも内部での反射からヘンな共鳴してるんでしょうかね・・・
内部構造を見直してみようかなとも思ってます。
あ、ちなみにカーボンパイプはどっかからもらったモンですw
フィラメントワインディングって成型方式ですね。(要は棒っきれに巻きつけて成型ですなw)
釣りざおとかゴルフクラブのシャフトとかを作る時によく使われる方法です。
連投すみません。
どうも飛び出し方の特性から調べてみたら、「定在波」という奴っぽいです。
ややこしいのですが平行面があると反射して圧縮⇔膨張の繰り返しから起こるようです。
なんでも対策にティーパックを中にいくつか吊るすとか、紙で三角錐作って吊るすとかされるようです。
その他には板っきれを直角にならないようにいくつか中に立てて反射面増やすとか・・・
私も10cm仕様で色々試してみます。
定在波…
ふーむ。中でグラスマットが結構ぐしゃっとなっているのですが、
それで解消出来なかったのかが気になりますね。
もしそれが原因なら、中に板を入れてみると解決する可能性がありそうなので、
今度とりあえず適当な板を一枚入れてみます。