Slim Phatty買ったらとりあえずこれやっとけ!セッティング

リードに、ベースに、効果音、ドラムにも。
と、縦横無尽に活躍するMoog Slim Phatty。

20120307sp.jpg

最初ちょっとしたセッティングでおかしな挙動をしたり、
MIDI制御ならではの悩みが発生したり、
これはあった方がいい!的なアイテムが出て来たりしたので
そのまとめ。

その1 MIDI制御の場合はローカルコントロールをOFFに!

これをしてないと自分で自分を制御しつつ、
さらに同じ制御をMIDI経由で受ける事になるので
挙動不審になります(笑)

その2 MIDIは14ビットモードがオススメ!

MIDIは128段階7ビットのデータなのでフィルター系のパラメーターをいじる時に
データが荒すぎてピロロロっとした変化になっちゃうけど、
14ビットモードにしておくとあら不思議、
16384段階の変化になるので滑らかな変化になっちゃいます。
こんな方法良く考えたなー。
ちなみに、14ビットモードにすると、
CCナンバーは二つを組み合わせたものに変わるので
後から編集するのはちょっと難しい。

2012030814bit.jpg

14bitのMIDIデータ。
実際に動かしているパラメーターは3種類。
記録されるコントロールチェンジは5つ。

その3 フィジカルコントローラーが一つあると便利!

Slim Phatty、鍵盤つきのLittle Phatty共に、
一つのツマミに複数のパラメーターが割り当てられている。
どのパラメーターを操作するかはツマミの下にあるボタンで選べて、
特に操作しづらいという事はないんだけど、例えばカットオフと
レゾナンスは同じツマミなので、そのままでは同時に二つのパラメーターを
操作する事ができない。フィルターは結構同時操作するので、これは困る。

ということで、「ポットマッピング」という、
ツマミに好きなパラメーターを割り当てられるという機能も搭載されているんだけど、
今何をいじっているのか混乱しやすかったりして、個人的にはイマイチ。

で、解決策としてフィジカルコントローラーを買って
片方のコントローラーをMIDI経由でコントロール。
両方でもいいけど、このコントロール方法だと
強制的に7bitコントロールになってしまう。
どちらかだけでも14bitでコントロールした方が
音色変化は滑らかなので、片方だけ。

以上、メモ書きレビューでした。


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