ヤマハ YAMAHA CLP-S408PE 4ヶ月使ってみてレビュー

気がついたら4ヶ月デスネー。

SIGMA(シグマDP1)_2

そんなわけで納品時の混乱から早くも4ヶ月。
CLP-470の姉妹機と言ってもいい、CLP-s408PEの
当初感じなかったイイトコロ、キニナルトコロ。

まずタッチ。個人的にはグランドピアノとハンマーの角度が90度違う
アップライトピアノよりもグランドっぽいテイスト。
アップライトと違って、連打時の打鍵のし辛さもないので、
タッチだけならアップライトより素直に感じた。

最初はローランドのタッチも捨てがたいと思ってたけど、
ヤマハの鍵盤は底付きの音があまりしないので深夜でもカタカタ音が小さくて
遠慮なく弾けるのは結構メリット。

音色。
打鍵時の音はそれぞれリアルでいいなーと思うんだけど、
ロングトーンを弾くと特に低音部で波形がループしてるなーという感じになる。

解説
20111106piano1.jpg

ピアノの音の波形だと思ってくだせえ。
普通は録音した音を頭から最後まで再生する。

でも、この方法だと減衰の遅い低音部は数十秒録音が必要になったりして、
それを複数のタッチで収録すると容量が大変な事になってしまう。
そこで、

20111106piano2.jpg
(画像はイメージ)

音色の変化が落ち着いて来た頃を見計らってループさせる。
それ以降は必要なくなるので、削除すると容量は減る、と、
そういうカラクリだと思う。

で、これが音にどういう影響を及ぼすかというと、
倍音や共鳴もループするので、なんとなく「ビーン」という
不自然な響きになったり、どことなく機械的な音になる。

ソフトシンセなんかはHDDで容量を気にしなくていいので
88鍵フルサンプリングでタッチ変化の段階収録もすごく細かい。
電子ピアノにHDDを積む訳にもいかないので、その辺が
追いつくのはもっとメモリが大容量化してからか?

まあでも練習するのにそこまでの違和感は無いのでよし。

押さえっぱなしにして音が消えるまで
聞いてると消え際にフッと減衰が早くなる鍵盤があるのを一昨日あたりに発見した。
まあ4ヶ月気がつかなかったんだから気にはならないけど。

ペダル。
やっぱり踏み心地いいわー。
これは絶対にアップライトピアノよりいい!
個人的にはこの進化が一番「おお!」と思ったポイント。

あとやっぱり黒色艶出し塗装は(・∀・)イイ!!
インテリア的に飽きがこないと言いますか。
お手入れの為にピアノクロスも買いましたよ。
楽器店で買う人はオマケしてくれないか交渉してみよう。
まあ猫が蓋にドスドス乗ってるけどね!
願わくば上でつめを立てて滑って行きませんように。( ̄人 ̄)

電子ピアノをこれから選ぶ人は、絶対に何が何でも
試奏してから買うのがオススメ!
necobitも銀座ヤマハまで行きました。
19:30に行ったらしまってました。
後日また行きました。

楽器は好みとかフィーリングがしっくり来るかが一番大切!

買った直後の感想はコチラ。

そして2年後のレビュー

作成者: necobit(ねこびっと)

音楽と電子工作でMIDI寄りものづくりをするユニット。MIDI制御基板の開発・販売、製品作例として自動演奏化楽器の展示・音とメカのパフォーマンスを行なっています。

5件のコメント

    1. コメントありがとうございます。
      うちは殆どヘッドホンをつけるのでネガティブ要素にならないのですが、
      この機種は、スリムな代わりに470と比べてスピーカーの鳴りが
      貧弱になるので、スペースや演奏環境と照らし合わせて
      よく検討される事をお勧めします。
      でもやはりこの光沢はいいです。テンションあがります。

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