エフェクトも何も使わずに、
Slim Phattyだけで作ったデモソング。
『Slim Phatty サウンドデモ without effects』
(38秒)
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Slim Phattyを買うまでに、色々な音源のデモを試聴したけど、
特にアナログシンセの場合、
音源の持つ素質を見るにはドライの音がいいのではないだろうか。
と思ったのでそうやって作ってみた。
EQすらかけていない、SlimPhattyから出た音を
並べただけの曲です。
購入候補の人の参考になれば、うれしい。
以下機材レビュー。
Slim PhattyはVCO(音の発振器)が2つあるんだけど、
ツマミ上にはノイズが無いのでシンバル系やS.E.系の音は
作れないかと思いきや、後から追加された機能で
LFOのモジュレーションソースにノイズを使用する事が出来る。
こいつを使ってフィルターやピッチを思いっきり
ノイズで変調してあれこれやってたら
元の音が掻き消えてノイズの音になった。
それを利用して作ったのがスネアとノイズの音。
スネア
(10秒)
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ノイズ
(10秒)
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これで結構いけるなーと思ったけど、
S.E.系の音を作ろうとした時にLFOを
ノイズに使ってしまっているので、
周期的な変調をさせる事ができない。
ノイズを使ったそういう音を作りたい時は
外部入力に他の音源のノイズを突っ込んだり、
といったことをしたらまた可能性が広がりそう。
Slim Phattyはモノシンセなので和音を出す事が出来ない。
パワーコードのパートはオシレーター2を5度ずらして
1音で和音を鳴らす、といったモノシンセ使いからすると
「やるやるw」というセッティング。
5th Lead
(10秒)
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ベースはもういかにもmoogな感じで素晴らしい!
minimoogの3VCOに比べると一つ少ない2VCOだけど、
1つ少ないからといって音が極端に細い訳じゃなくて、
どちらかというと音色を作れる幅が少し狭くなるという感じ。
Bass
(10秒)
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フィルターはローパスのみ。
変化できる範囲が広いのでエグい音はお手の物。
レゾナンスを上げて行った時の
自己発振してくる感じや、オーバーロードさせて
クリップした感じの音が非常に心地よい。
リードパートは何よりポルタメントのかかりが
気持ちいい。何がどう違うかは分からないけど
他のシンセとは何かが違うポルタメント。
しかしリードをMIDIで鳴らしながら
フィルターをいじるのって難しいな。
Lead
(10秒)
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シーケンスもポルタメントを少し引っかかる様に
セッティングすると「キョン!」という
もちゃもちゃした感じのシーケンスになる。
Sequence
(10秒)
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エンベロープはスタンダードなADSR方式で、
アンプとフィルターにそれぞれ一つずつ。
minimoogはADSRじゃなくてADSでSがR兼用だったから
結構癖があったけど、やっはりRがあると
使いやすさは段違い。
長くなったので、次回、操作系について。
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