オフロードへ行ったときの洗車用として重宝している自作洗車ポンプ。
こいつの洗車セットはこうだ。
奥にあるのが水のタンク(20リットル)
左、洗車ポンプとブラシ、洗剤等一式
右、バッテリー
バッテリーはメンテナンスで交換したやつを譲っていただいたものなんだけど、
ごっつい車のバッテリーなので、大変な容量である。なんと90Ah。
長持ちするのはありがたいのが、その分大変な重さである。20kg以上はあろう。
しかも車につないでいるわけではないので、毎回使い終わったら駐車場から
家まで運んで充電の必要がある。
使うのは洗車ポンプのモーターを回して洗車するわずか数分~せいぜい10分程度。
大は小を兼ねているけど、ちょっとでかすぎた。
で、今回はちっちゃいバッテリーを導入する。
しかし、ちっちゃいバッテリーは容量が少ない分、放置するとあがりやすい。
今家にあるバッテリーの充電器は満タンで自動停止する機能がないので、
つなぎっぱなしにすることはできない。
というわけで、つなぎっぱなしにしておけるバッテリー充電器を作ってみようと思う。
て、作るって行っても回路設計は今の技量では無理があるので、今回使うものはこちら
↓
左から、
12V4.5Ahのバッテリー。なんと処分特価850円!!!こんな値段アリなのか!?
真ん中は24V2.7AのスイッチングACアダプター。1700円。この中で一番高い(笑)
右は鉛蓄電池充電器パーツキット。1000円。
まずは、キットの組み立てから。
(クリックで640×480のアニメーションGIF表示)
↑
間違えだけはない様に、じっくりと組み立てる。
組み立て終わったら、まずは電圧の調整。
すべてを最低の状態にした電圧。1.46V。
12Vのバッテリーを充電するには、13.68Vの電圧にするべし!
と、説明書に書いてあったので、その通りにする。
充電電流の設定は、基盤右上の白い四角いやつ、これがセメント抵抗らしいが、
これの両端で計った電圧差が
(充電するバッテリー容量)÷10×セメント抵抗のΩ数
ということなので、今回は
4.5(Ah)÷10×5(Ω)=2.25V
ということで、よろしいでしょうか?
と、試行錯誤しながら可変抵抗のつまみをぐりぐり回して調整。
さあ回路はオッケー。
ケースはどうしよう。
今まで使っていた古道具屋で500円だったバッテリー充電器。
中身だけ引退していただきましょう。今までありがとうさようなら。
何か中身をまじまじ見るとめちゃくちゃシンプルだな。
トランスとダイオードだけなのか?
これで充電できるのか…電気って不思議だ。
がらーん。
さあ、ここに今度はさっきの基盤を組み込んでいく。
インプットとアウトプットをつないで、残っていた電圧メーター、フューズ、電源ランプは
流用できそうだったのでそのままつないでみたら普通に使えた。ラッキー。
パワートランジスタを放熱フィンごとケースに固定。
ちなみにガムテで(^^;
コンセントをつないで動作確認!オッケー!
って後で気がついたけどオンオフスイッチぐらいつけてもよかったかな。まあいいか。
そして電圧計はぜんぜん違う数値だし。まあ変動がわかればいいか。
という感じで大変アバウトながら完成!ヽ(´ー`)ノヽ(´ー`)ノ
これでいつでも満タンバッテリーが手に入るのだ!ただし4.5Ahのものに限るw
このキットで抵抗の設定と部品交換で20Ahまでいけるらしいけど、
ダイヤルつけて色々な容量に対応できるように、いつかどこかで
そのうちにするかもしれないししないかもしれない。
というわけで新しくなった洗車道具一式。
なんとバッテリーがバケツ(?)の中に!
密閉型シールバッテリーなので、斜めにしても横にしても問題なし!
これは何気に結構でかい。
荷物が20kg分減るのにもかなり期待!
ちなみに、車のシガーソケットからだって当然電源はとれるけど、
エンジンをかけてない車から電気を使うのは精神衛生上やだし、
ポンプを使うたびにエンジンを掛けるのは嫌だ、というか、セルを回すので
もっと電気使ってそうだし(笑)
そんなこんなで、丸々一日かかって12V洗車キットのコンパクト化、無事終了!
組み立てミスで気がついたらバッテリーが爆発していた!なんてことがないことを祈る!
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