久々に出たばかりの音楽用ソフトを買ったので
ちょこちょこインプレッションをしていこうかな、と。
Digital Performer6(DP6)を4.6からアップグレードした。
今使っている4.6は、特に不満な点も無く、動作も軽いので、
現状だと全く不満はないのだけれども、何故アップグレードしたかというと、
それはインテルマックへの移行を視野に入れたから。
例えば、マックが壊れた時に新しいマック(インテル)を買って、
その上にソフトもアップグレードしなきゃならんとなったら、
(インテルマックで4.6はRosetta経由なので実用的ではない。)
リズミカルなワンツーパンチを喰らった気分になるので、
ソフトだけでも壊れる前にアップグレードしちゃおうかなと。
というわけで本日届きました。
早速サブのパーティションにインストールして、
まずは実用面で一番重要となるソフトの「重さ」を
チェックしてみた。
環境は、
CPU:G5 1.8Ghz Dual
メモリ:1.5GB
OS:10.4.11
HDD:250GB 7200rpmのバルク品 詳細不明
比較の材料は『NIGHT RUN』のDP4.6制作のプロジェクトファイル。
設定はこんな感じ。
(クリックで拡大 1680×1050、約300KB)
DP4.6の待機状態。
(クリックで拡大 1680×1050、約300KB)
DP4.6の再生状態。
クリップした色がついているけど、通常の再生状態ではまず
メーターが振り切ることはない。ていうかそうじゃないとまずい。
ソフトシンセは基本的にWindowsで鳴らしているし、
リバーブやコンプなどはPowercoreに任せているので、
重い処理は実はあまりしていない。
そしてDP6。
(クリックで拡大 1680×1050、約300KB)
DP6、待機状態。
こう見比べると、画面結構違うもんだな。
なんだか淡い色が増えた気がする。
いよいよ再生してみる。
(クリックで拡大 1680×1050、約300KB)
DP6、再生中。
駄目でした。
うーん、まあやっぱりバージョンが進むと重くなるよな。
なかでやっていることが色々と増えてるからしょうがないか。
丁度振り切った瞬間が撮影できたけど、実際には
50%から100%位の間を行ったり来たりしていた。
でも再生がプチプチ途切れてしまって、これでは何もできないので、
ちょっと設定を追い込んでみた。
これでBuffer1024(2倍)
Host Buffer Multiplierが2。
これなら音切れも無く、メーターも安定していた。
で、実際に使ってみたインプレはまだないけど、少しだけさわってすぐ
思ったのが、このくらいの重さのプロジェクトだと、
再生、停止、ロケート、ウィンドウサイズの変更等、操作の部分が
非常にもっさりしているということ。
アクティビティモニタによると、メモリはまだ800MBほど
空いているそうなので、やはりCPUが目一杯なんだろう。
快適な作業を求める身としては、インテルマック導入まで
完全移行は待った方がいいかな。
音の面や便利機能についてはまだ全く扱っていないので、
その辺りもボチボチインプレして行くつもり。
9/8追記
バージョンを6.01にして、
プリレンダリングみたいな先読み機能をオフにしたり、
設定を色々煮詰めてみたけど、やはり基本的な描画の
重さは変わらないみたい。
MIDIのみの状態だとそこそこ使えるけど、
ステレオのオーディオ5トラック位になると
もう画面がのろい。こいつはちょっとなー。
対応とはいえIntel Macの方に最適化されてたりするのかな。
ちなみにミューズテクスにちょっと画面が重すぎるから実用できない。
なんとかして頂戴と要望は出してみた。返信はない。
機材レビュー Digital Performer6(DP6)-2-
機材レビュー Digital Performer6(DP6)-3-
機材レビュー Digital Performer6(DP6)-4-
機材レビュー Digital Performer6(DP6)-5-
機材レビュー Digital Performer6(DP6)-6-
デジタルパフォーマー6の略し方は、デジパフォ6、デジパ、が多いかな?
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