2024年8月の第1回に続き、necobitと猫とロボット社飯田さんの共同主催で、ものづくりの(展示会ではなく!)即売会イベント『つくまた』第2回を開催しました。

2024年8月に開催した第一回つくまたからの、約一年ぶりの開催となりました。第1回の様子は→コチラ
基本的な内容は前回の内容を踏まえつつ、細かい改善を試みたのが今回でした。
色々やったこと
立て看板、ビルへのフライヤー設置


ものすごーーーーく地味なんですが、運営としてはこれはめちゃくちゃ効果がでかいのです。
会場となった第一電波ビルはごくごく普通のテナントビルなので
めじるしがありません。前回はビル側とはコンタクトできなかったので、
入り口に人が立って会場案内をしていたのです。
今回立て看板とビル外壁へのフライヤー貼り付けの許可をもらったので、
入り口の外で人力での誘導をする必要がなくなったのです!真夏の炎天下でこれは大きい。
しかし反省点としては、壁へ糊がこびりつくのを嫌って弱目の粘着テープで
フライヤーを貼り付けたら飛んでいってしまったのと、ビル管理の方に
「みんな会場の場所を聞いていくから何階って大きく掲示してくれ」と言われたことです。
反省点1:誘導は大きく分かりやすく説明して、剥がれ落ちないようにすること
フライヤー設置店拡大

去年もフライヤーを貼らせてもらった千石電商様、マルツ秋葉原店様、
遊舎工房様に加えて今回はピカリ館様、秋月電子通商様にも
フライヤーを貼らせていただくことができました。
今回の出展者の中にはそのフライヤーを見て申し込んでくれた方もいて、
主催冥利に尽きるとはこのことです。
現在フライヤーを貼らせていただくのは秋葉原エリアに限定していますが、
よく考えたらマルツ電通大とか、秋月八潮とか、なんならマルツ浜松とか、
秋葉原に限る必要もないですよね…次回はもっと頑張ろう。
会場使い勝手の改善
会場内でところせましと配置されるブースは全部で24。

前回は天井から吊るされるコンセントが通行の邪魔になるなど
あったのですが、今回は吊りコンセントの配置を変えるなどして
なるべく邪魔にならないようにしたつもりです。
サイネージ

入り口のところに縦長の液晶サイネージがあることに気が付いたでしょうか?
ちょうど良いタイミングで秋葉原でこのサイネージがバズっていたので
ひとつゲットして設置しました。
コンテンツは皆さんにGoogleスライドを編集していただいたので
主催はものと編集する場所を準備しただけです。これは面白かったのでまたやりたいです。
入場者数カウントシステム
前回も実地していたのですが、Wi-Fi機器を探す信号を拾って人数をカウントするシステムを動かしていました。前回は @akita11 さんが有志でやっていくれていましたが、今回は自分たちでの設置。ソースコードやノウハウなど、@akita11 さんにはいろいろお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。
カウントの結果およそ150-200人くらいの来場者があったと思われます。
終わって
大きなトラブルもなく終えることができました。
イベントを主催する際に一番気を揉むのが来場者数なのですが、
多すぎると出店側も来場側もUXが著しく低下し、
少なすぎるとイベントとして残念になる。
「ちょうど良さ」が大事なのですが、これが非常にコントロールしづらい。
イベントによってはあらかじめ来場者登録してもらったりして先に把握することもあるようですが、小規模イベントでそれをやると来場者数減に繋がるのでは…と下振れした時のことを考えて実地しませんでした。
結果人が途切れず、あふれずのちょうど良いところになりましたが、
これは毎回ヒヤヒヤします。
会場サイズ

来場者からも出店者からも「もう少し大きいサイズの会場が良い」との
要望がでるのですが、ここは会場探しの要素が支配的だったりします。
秋葉原でイベントが開けるような会場を普通に探すと50万円/日くらいは平気で
かかるので、出店料が現在の1000円から最低1万円くらいに跳ね上がってしまいます。現在は縁パワーに頼って会場費を抑えています。
会場拡大のためにはさらなるご縁にご期待ください。
この話、運営として考えるのは、会場のキャパを倍に増やしたとして、果たして出展者と来場者が倍になるか?という点です。

今回は22組の応募に対して30組くらいの応募があり、抽選となりました。
これが50組になった時に50組集めて、それに応じた来場者を集められるか?
というのが悶々と頭の中を巡ることになります。
出店はリアル声掛けで集められる気がしますが、来場者数の方は、今以上の広がりを出すには主催の直接の縁の外に出るところまでもっと知ってもらう何かをする必要があるかなーと思っています。
総括
大きなトラブルもなく、よい盛り上がりのもとに終えることができてホッとしています。
次回開催タイミングは主催の仕事の都合に左右されるのですが、真夏開催は全ての人に対して体力的な消耗が激しいので、暑くない時期にやりたいですね。
非公開アンケートは概ね好意的な内容で、次回開催の要望もいただいています。
まだまだヨチヨチ歩きのつくまたにご期待ください。
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